鼠径ヘルニアの痛みをどうにかしたい

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妊娠・出産のQ&A

鼠径ヘルニアの痛みをどうにかしたい

もうすぐ妊娠5か月に入ります。腹部の痛みがひどく、受診したところ、「鼠径ヘルニア」と診断されました。通院している医療機関の規模が小さいため、後日、大きな病院で診察を受けることになりましたが、基本的には、妊娠中には手術をしないようです。
保育士の仕事をしているのですが、仕事中に急に痛みが生じ、動けないほどの強い痛みに襲われます。「痛み出したら横になって休むしかない」と言われていますが、休める場所はなく、休んだとしても2時間は動けない状態になります。
痛みに効く薬もないため、私としては早く手術をして痛みをどうにかしたいと思っているのですが、やはり妊娠中に手術はできないのでしょうか?

 

鼠径ヘルニアは、筋肉のすき間から腸が突出してくる状態です。腸が出たり入ったりしているうちは違和感と軽度の痛みが生じる程度ですが、突出した腸管が出口の筋肉に締めつけられて戻らなくなる「嵌頓」(かんとん)の状態になると、強い痛みが出現します。
腹圧をかけない、長時間の立位を避ける、腸が出てくる部位を圧迫しておく、といった方法が代表的な対処法です。妊娠中は原則的には手術を行わずに経過を見ますが、頻繁に痛みが生じたり、痛みが強くなって生活に支障が出てくる場合には手術の検討が必要になります。

質問に対する答えはあくまでも「参考意見」としてお読みください。個人によって症状や対策は異なります。また、詳しくは診察してみないと判断できない場合もあります。

監修者プロフィール

三鷹レディースクリニック院長
天神 尚子(てんじんひさこ)先生

三楽病院産婦人科科長を勤めた後、2004年2月、三鷹レディースクリニックを開業。

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