羊膜索が見つかり心配しています

妊娠20週で「羊膜索」が見つかりました。今のところ、胎児に異常はありませんが、羊膜索が見つかって、無事に出産できたケースもありますか?
 

「羊膜索」は、妊娠初期に、羊膜の一部が何らかの原因で剥離することによって生じます。胎児と羊水を包む薄い膜「卵膜」は、内側から羊膜、絨毛膜、脱落膜の3層で構成されていますが、羊膜と絨毛膜との結合は緩く、容易に分離しやすいので、その間に羊水が流入し、羊膜が丸まって索状物(羊膜索)になり、胎児の体に巻きつくなどして発育を障害し、奇形をもたらすことがあります。
これは「羊膜索症候群」と言われ、1,200~1,500例に1例の頻度で現れるとされています。羊膜索の発生が妊娠10週未満であれば、体の各所に重症の奇形が生じやすく、それ以降では四肢の異常(四肢欠損、合指症など)が生じやすくなります。手術で羊膜索を除去した例も報告されていますが、一般的には経過を見ていくことの方が多いです。

質問に対する答えは、あくまでも「参考意見」としてお読みください。個人によって症状や対策は異なります。また、詳しくは診察してみないと判断できない場合もあります。

監修者プロフィール

天神尚子(てんじんひさこ)先生

三楽病院産婦人科科長を勤めた後、2004年2月、三鷹レディースクリニックを開業。

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