B型肝炎ウイルスのHBc抗体が陽性でも大丈夫?

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B型肝炎ウイルスのHBc抗体が陽性でも大丈夫?

現在、妊娠24週目です。妊娠5ヶ月目の血液検査でB型肝炎ウイルスのHBs抗原は陰性でしたが、一昨年行った献血のHBc抗体は陽性だったのを思い出しました。「感染などの心配はない」と書いてあったと思いますが、胎児への影響は大丈夫でしょうか?

 

血液検査で行われるB型肝炎(HBV)のウイルスマーカーには、HBs抗原、HBs抗体、HBc抗原、HBc抗体、HBe抗原、HBe抗体、HBV DNA、HBV関連DNAポリメラーゼなどがあります。それらの測定により、B型肝炎ウイルスの感染状態、活動性、過去の感染の既往について把握ができ、診断につながります。
HBc抗体は、B型肝炎ウイルス感染後に出現し、長期間存在します。現在、B型肝炎ウイルスに感染している状態の場合、ほとんどがHBs抗原が陽性であり、HBc抗体価も高いです。また、過去に感染していた場合、HBs抗原が陰性、HBs抗体が陽性で、HBc抗体価が低いという結果が多いです。
ご質問の方のケースは、一昨年の検査でHBc抗体が陽性だったものの、感染の心配が指摘されず、さらに妊娠5ヶ月の検査でHBs抗原が陰性であることから、後者の例(過去に感染していた場合)に当たると思います。つまり、過去に感染したものの、現在は感染力がない状態であり、胎児への影響もないでしょう。

質問に対する答えはあくまでも「参考意見」としてお読みください。個人によって症状や対策は異なります。また、詳しくは診察してみないと判断できない場合もあります。

監修者プロフィール

三鷹レディースクリニック院長
天神 尚子(てんじんひさこ)先生

三楽病院産婦人科科長を勤めた後、2004年2月、三鷹レディースクリニックを開業。

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