逆子の自然分娩で注意することとは?

妊娠・出産のQ&A

逆子の自然分娩で注意することとは?

妊娠35週に入りました。逆子でも自然分娩を進める方針のため、次の健診で直らなかったら、入院になります。
万が一、赤ちゃんに後遺症が残ったらと少し不安になります。逆子の自然分娩や出産時の呼吸法とは、実際にはどんなものなのでしょうか?

 

骨盤位(逆子)は、全分娩の3~5%に見られます。骨盤位の経膣分娩は、頭位に比べて新生児仮死の頻度が高く、臍帯脱出を起こしやすいなど、分娩時のリスクが高くなります。そのため、経膣分娩には条件がありますし、それらが満たされ、患者さんの同意が得られれば施行することになります。
頭位分娩では、子宮口が全開するとすぐにいきみ始めますが、骨盤位では一番大きい頭が最後に出てくるため、頭が十分下降してくるまではいきめません。したがって子宮口が全開大してからも、いきめるまでには1時間くらいかかりますし、この間は自然に生じるいきみを頑張って逃していきます。
そして、いよいよ最後に一気に娩出できるようにいきみます。この娩出の段階で時間がかかってしまうと、胎児が仮死状態になるリスクが高くなるので、助産師が呼吸を指導しながら、医師がすばやく胎児を取り上げます。

質問に対する答えはあくまでも「参考意見」としてお読みください。個人によって症状や対策は異なります。また、詳しくは診察してみないと判断できない場合もあります。

監修者プロフィール

三鷹レディースクリニック院長
天神 尚子(てんじんひさこ)先生

三楽病院産婦人科科長を勤めた後、2004年2月、三鷹レディースクリニックを開業。

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