帝王切開後の早期妊娠のリスク

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妊娠・出産のQ&A

帝王切開後の早期妊娠のリスク

3カ月前に緊急帝王切開手術をしました。破水から始まり、分娩監視装置を付けている最中、たった1回のおなかの張りで心拍が停止し、結局待望の赤ちゃんは亡くなってしまいました。原因は、へその緒が5回も首に巻いていたということです。
亡くなった赤ちゃんを思うと涙が出ますが、先日また妊娠しました。現在8週です。
術後3カ月での妊娠となりますが、どんなリスクがあるのでしょうか? 
また、今後どのように妊娠生活を送ればよいでしょうか? 
子宮は横切開、外側の傷は縦で、まだ赤く腫れているところもあります。
赤ちゃんが欲しくてたまらなかったのですが、実際妊娠すると、傷のことやまた失うんじゃないかということが不安で、赤ちゃんに申し訳ない気持ちでいっぱいです。少しでも不安を少なく過ごしたいと思っています。

 

帝王切開手術後すぐに妊娠した場合、子宮の手術跡が開いてしまうことがリスクとしてあげられます。多くは、陣痛が来たときに起こります。この方の場合、前の帝王切開手術から今回の妊娠までの期間が短いため、また帝王切開になると思われます。
妊婦さん自身は、妊娠の後半頃に子宮の手術跡に沿って強い痛みが生じないか、また子宮の張りがないかに注意していきましょう。
また、胎児の首にへその緒が巻きつくケースは、全妊婦の20~25%に起こるといわれています。そのうち95%が首への巻きつきです。へその緒が長かったり、胎児の動きが活発だったりすると起こりやすいといわれています。
へその緒が1回巻きついていても胎内死亡につながることもありますし、数回巻いていても問題なく経膣分娩できることもあります。危険度は、そのしまり具合によるのだと思います。
現状では、エコー(超音波)でへその緒の巻きつきがわかったとしても、気をつけて経過を見ていくしかありません。胎児への影響は、陣痛から分娩までの間に起こることが多いので、出産時には注意していきます。

質問に対する答えはあくまでも「参考意見」としてお読みください。個人によって症状や対策は異なります。また、詳しくは診察してみないと判断できない場合もあります。

監修者プロフィール

三鷹レディースクリニック院長
天神 尚子(てんじんひさこ)先生

三楽病院産婦人科科長を勤めた後、2004年2月、三鷹レディースクリニックを開業。

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