「低緊張」って何ですか?

「低緊張」って何ですか?

集合健診で「やや低緊張」と言われました。現在、生後9カ月ですが、ハイハイができません。おすわりはできますが、ときどき倒れるので背中にいつもクッションなどを置いています。「低緊張」とはどういう状態なのでしょうか? このまま様子を見ていても、大丈夫なのでしょうか?

専門家の回答

「低緊張」とは、筋肉の緊張性が減少した状態であり、そのために筋肉が余分に伸びたりすることを言います。手や足を曲げ伸ばすときに感じる抵抗がとても少ない場合や、姿勢が軟らかくだらっとした印象がある場合に、「低緊張」という表現をよく使います。原因としては、筋肉の細胞の問題、筋肉に作用する神経細胞の問題、神経細胞とそれをコーディネートするシステムの発達の遅れなどが考えられます。特に未熟児は、神経細胞とそのシステムの発達がゆっくりなために、低緊張気味になる場合が多いです。ご質問のお子さんは、運動発達がゆっくりなことと、おそらく診察で体が軟らかく感じられたために「やや低緊張」と言われたのではないかと思います。健診でそれ以上のことが言われていなければ、特別何もしなくてよいでしょう。1歳児健診で、お子さんなりのペースでどれくらい運動発達をしているのか、よく診ていただくといいでしょう。

※質問に対する答えはあくまでも「参考意見」としてお読みください。個人によって症状や対策は異なります。また、詳しくは診察してみないと判断できない場合もあります。
この記事の回答者

監修者三石知左子(みついしちさこ)先生

東京女子医科大学母子総合医療センター講師などを経て、葛飾赤十字産院院長。
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