体重を増やすために育児用ミルクをすすめられました

母乳の栄養は非常に優れています。とはいえ、母乳単独では低たんぱく血症や未熟児くる病、体重増加不良を起こしやすいのです。そのため、早産で小さく生まれ、消化吸収機能などが未発達な赤ちゃんには、母乳に不足しているたんぱく質、カルシウムやリンなどの微量元素を強化し、熱量を高めた母乳添加物質を与えることがあります。この母乳添加物質は医療施設での使用と限定されているので、退院後、たんぱく質やカルシウム、リンなどを補うために、育児用ミルクを追加するようにとの指示があったものと考えます。順調に体重が増加し、血液中のカルシウム、リンなどのデータが正常化すれば、育児用ミルクを終了できると思いますが、健診受診時に、診察担当の先生にこの点をお尋ねいただければと思います。