離乳食開始後、毎日うんちが固形です
生後5カ月に入り、離乳食を始めました。最初から食欲旺盛で、よく食べます。おかゆや芋、緑黄色野菜を与えるようにしていますが、毎回離乳食用の小さなお椀の6分目くらいの量をペロリと食べてしまいます(メニューは、食事1回につき2~3種類出しています。「お椀の6分目くらい」とは、1回の食事の合計量です)。戸惑っているのは、離乳食を食べ始めて1週間ほどで、突然うんちが「固形」に変わったことです。柔らかめではありますが、トイレでおむつを振るとポロッと落とせるような状態です。最初の1週間は野菜がそのまま出てきたり、ちょっと水っぽさがなくなったかな、という程度でしたが、突然固形に変わったのでびっくりです。離乳食を始めて1週間経ちますが、毎日固形で出ています。排便は、今まで通り1日1回ペースですし、毎日ご機嫌なのですが、離乳食を与え過ぎなのでしょうか? それとも、きちんと消化できているということでしょうか? 与えるときに、もっと水分を足したほうがよいのでしょうか?
離乳食が始まると、便の性状はかなり変化します。にんじんなどがそのまま出てくることはよくありますし、開始後しばらくは、トマトやいちごも赤いまま出てくるので、新人のママが血便と間違えてあわてることも珍しくありません。離乳初期から中期ごろの子の場合、小児科外来では排便の間隔が空いてきたこと、硬めの便になってきたことで相談を受けることが多いです。しかし、便秘というほどでもなく、硬めの便で肛門が切れてしまうこともないなら、そのまま様子を見ても大丈夫でしょう。肛門が切れてしまう、いきんでいるのになかなか排便できないということであれば、水分を多めにするようにしてください。