下の娘が生まれてから上の双子をかわいがれません
2歳9カ月の双子の娘と生後9カ月の娘の、3姉妹の母です。下の娘が生まれてから、双子の娘たちをかわいがることができなくなりました。いたずら盛りで、まだまだ甘えたい年齢とは理解していますが、受け入れることができません。双子同士でけんかをしても仲介に入らず、どちらかが泣いても声をかけず、見て見ぬふりをしてしまいます。転んだり、ぶつかって泣いたりしても、「自分が悪いんでしょ」と冷たく突き放してしまいます。下の子が生まれるまでは双子を怒ることはほとんどなく、1歳を過ぎてからのいたずらや失敗も否定せず、励ましながら見守ってきました。あれだけ愛してかわいがっていたのに、今は邪魔で仕方がありません。双子の娘たちとは1日中、目を合わさないこともありますし、すぐに手をあげてしまい、自分の気がすむまで怒鳴ってしまいます。現在、双子は保育園に通っていますが、双子がいない間は心が休まります。夫や周囲に相談したり、頼ろうという気持ちはありません。返ってくる言葉が、だいだいわかっているからです。このような状況で、双子がどう成長していくのか不安になってしまいます。
双子を育てていくのは大変なことですし、まして、2歳9カ月のイヤイヤ期(第1自立期)は、最も手のかかる時期です。そして、生後9カ月の娘さんも、まだまだお母さんがべったりと一緒にいてくれることを必要とする時期ですね。あなたがひとりきりで3人のお子さんの世話をするのは大変でしょう。そのため、日中、双子のお姉さんたちを保育園で過ごさせているのは適切だと思います。ところで、あなたが敢えて双子のお子さんたちを邪険にしたり、目を合わせたくないと思うのは、「この子たちの面倒を見切れず、保育園に入れてしまった」という罪悪感が、心のどこかにあるためではないでしょうか? あまり自分を責めないで、苦しくなったら保育士さんに相談したり、夫にも今の大変さを真剣に話してみてください。自分ひとりで抱え込まないようにしましょうね。毎日の生活の中では、双子のお子さんたちにやさしく接していることもあるはずです。3歳を過ぎれば、言葉の理解が進み、会話が成立し始めるので、双子同士で遊んだり、お母さんの手伝いをしてくれるようになるでしょう。すると、あなたも双子のお子さんたちのことをかわいく思えるようになってくると思います。もう少しの辛抱ですよ。