有機溶剤やシンナーの影響は?

有機溶剤やシンナーの影響は?

私は現在26歳で、そろそろ子どもが欲しいと思っています。しかし、塗装関係の会社に勤めており、有機溶剤やシンナーの影響が気になります。
現在の会社に就職して、もう3年になります。あのころは、いずれ結婚するかどうかもわからなかったし、ましてや子どもを産むことなど考えもしなかったので、進んで塗装の仕事をしていました。
その後状況は一変し、1年前に結婚しました。今はとても子どもが欲しいので、塗装の仕事から梱包の仕事に変えてもらいました。
しかし、2年近く塗装の仕事をし、有機溶剤をたくさん吸収したこの体です。妊娠したとしても、問題なく生まれるかどうか心配でたまりません。
 同じ会社で働く40代の女性が、以前出産したら赤ちゃんに奇形があり、手術の甲斐もむなしく亡くなったそうです。そんな話も聞いたので不安でたまりません。
今は梱包の仕事に変えてもらって1カ月ほどですが、この仕事でも、工場内に漂うシンナーを吸ってしまいます。今は会社を辞めようかどうしようか迷っていますが、お金が必要なので簡単に辞めるわけにもいきません。
ぜひ一度検査を受けたいのですが、私のような場合、どんな検査をうけるべきでしょうか?

専門家の回答

現在は、有機系で毒性の強いものは、使用禁止になっています。しかし、いままでかなりの量を吸収していれば、脂肪に溶けて蓄積されている可能性はあります。そうなれば、胎児死亡や胎児奇形の発生率も高くなるということになります。
しかし、現在は昔とちがって、有機類を扱う会社での規制(換気設備など)は厳しくなっています。会社側がきちんと守っていれば、一般的に問題ないと考えます。現在は、仕事内容も変わっていることですし、あまり心配しすぎなくても大丈夫ではないでしょうか。
また、同僚の40代の女性のお話ですが、40代になると、年齢的にも胎児奇形が生じる率が少々上昇します。したがって、一概にシンナーなど有機溶剤のせいとはいいがたいと思います。
気になる場合には、体内の有機物の測定をする方法もあります。しかし、これは特殊な検査になりますので、会社か保健所、市役所の環境科などに相談してみてください。

※質問に対する答えはあくまでも「参考意見」としてお読みください。個人によって症状や対策は異なります。また、詳しくは診察してみないと判断できない場合もあります。
この記事の回答者

監修者天神 尚子(てんじんひさこ)先生
三鷹レディースクリニック院長

三楽病院産婦人科科長を勤めた後、2004年2月、三鷹レディースクリニックを開業。
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