卵管結紮の手術と効果について

卵管結紮の手術と効果について

先日、自然分娩で4人目を出産したお母さんから、「出産直後に卵管をくくる避妊手術を受けた」と言う話を聞きました。私も3人目を妊娠中で、9月末に帝王切開をする予定になっています。これ以上の出産は考えていないので、卵管結紮が可能なら手術を受けたいと思っています。帝王切開の際に手術することは可能でしょうか? また、副作用等はあるのでしょうか? 「結紮しても外れることがある」と言う話も聞きましたが、結紮の効果はどのくらいの期間続くのでしょうか?

専門家の回答

卵管結窄は不妊手術の1つですが、母体保護法により本人と配偶者双方の同意書が必要です。帝王切開時に手術をおこなうことは可能ですが、その旨を事前に主治医に話しておく必要があります。手術後は、癒着、出血、病原体の感染などのリスクもあげられますが、通常はほとんど心配ありません。また、現在おこなわれている手術では、再開通する率はかなり低いと考えられます。したがって、手術の効果はずっと続くと考えてよいでしょう。ただし、手術後は、再建術(再び卵管を開通させる手術)は不可能だと思っておきましょう。

※質問に対する答えはあくまでも「参考意見」としてお読みください。個人によって症状や対策は異なります。また、詳しくは診察してみないと判断できない場合もあります。
この記事の回答者
監修者プロファイル

監修者三石知左子(みついしちさこ)先生

東京女子医科大学母子総合医療センター講師などを経て、葛飾赤十字産院院長。
専門家に無料で相談できます

自分だけではどうしても解決できない不安やお悩みは、助産師・管理栄養士などの専門家に個別相談してみませんか?


\ この記事にいいね!しよう /
現在ログインしていません。ログインしますか?
シェアする

出産に見ておきたい動画
もっと見る

ベビカレアプリ
新コーナー!

✨今すぐ✨
チェック →