美容に時間とお金をかけられずストレスがたまりそうです

美容に時間とお金をかけられずストレスがたまりそうです

私は10代のころからエステや化粧品、マッサージなど、美容が生きがいです。生活の中では何よりも優先させてきましたし、必要なものでした。しかし、妊娠して専業主婦となった今では、化粧品や美容院代の出費が厳しく、かなり生活を切り詰めなくてはいけなくなっています。それがとてもつらいです。妊娠のせいで仕事もしばらくの間はできないですし、出産後に働き始めるとしても、かなり限られた時間内での仕事を探さなければなりません。すべてを私のおこづいに使うわけにはいかず、それを考えるだけでも、すべて投げ出したくなってしまいます。自分をきれいにできずに心が満たされないと、生まれてくる子を憎んでしまいそうです。子育てをする中でそんな気持ちになったときには、どうしたらいいのでしょうか?

専門家の回答

子どもが生まれると、自分の時間も自分にかけていたお金も自由に使えなくなります。また、働く女性の多くは、今までやってきた仕事を思う存分にできなくなる不安を抱きます。その代わりに、女性の心には「この子を守りたい」「この笑顔をずっと見ていきたい」という感情が生まれます。たとえば母乳で育てていると、赤ちゃんの泣き声を聞いたり、授乳が必要な時間になることで胸が張り、「おっぱいをあげたい」という心境になってくるのです。これは自然に起こる心理的変化で、女性に特有なもの。男性には、感じることも体験することもできないものです。多くのお母さんは、赤ちゃんの顔を見ていると思わず微笑んでしまいます。育児をしていく中で、もしそういう気持ちが湧かない場合には、地域の保健センターの保健師に相談してください。気持ちを打ち明けることでストレスが解消すれば、赤ちゃんを愛おしいという気持ちが湧いてくるかもしれません。また、子育てサロンなどを紹介してもらうことでママ友だちができてくると、母親同士で気持ちを分かち合えると思います。出産後の心の状態について、今から心配することはありません。今は、おなかの赤ちゃんが育っていくことを楽しんでくださいね。

※質問に対する答えはあくまでも「参考意見」としてお読みください。個人によって症状や対策は異なります。また、詳しくは診察してみないと判断できない場合もあります。
この記事の回答者
監修者プロファイル

監修者植松 紀子(うえまつ のりこ)先生

平成4年から「こどもの城」小児保健部にて臨床心理士(常勤)として働き、平成19年に定年退職する。横浜市、藤沢市の各教育委員会のスーパーバイザー。日本学校メンタルヘルス学会評議員、田中教育研究所評議員。
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