淋病による胎児への影響について

淋病による胎児への影響について

妊娠25週の健診で、初めて「淋病」と診断されました。主治医からは、あまり詳しい説明は受けませんでした。
超音波検査では胎児は動いていましたが、子宮底長は妊娠22週の頃と変化がなく、20cmでした。健診日は点滴をして帰り、薬の処方はありませんでした。
今の時期に感染が発覚し、産前までに治るケースは多いのでしょうか? 胎児への影響が本当に心配です。淋病になったことによって、子宮が大きくなっていないのでしょうか?

専門家の回答

淋菌感染症は、性感染症のなかではクラミジアに次いで多い疾患です。妊婦の感染率は0.1%くらいと言われていますが、近年増加傾向にあります。
性行為で感染し、典型例では膿性のおりものが増えますが、無症状の例の方が多いです。無治療で放置すると子宮内に感染が拡がり、絨毛膜羊膜炎による流早産やIUGR(子宮内胎児発育遅延)などが起こります。また、産道から新生児に感染すると、結膜炎を起こします。
治療は、セフェム系薬剤の静脈注射がよいとされています。この方の場合、子宮底長は小さめですが、超音波上で胎児の成長が順調なら問題ありません。この時点で加療してしまえば、まず大丈夫でしょう。パートナーの診断、治療も忘れずに受けましょう。

※質問に対する答えはあくまでも「参考意見」としてお読みください。個人によって症状や対策は異なります。また、詳しくは診察してみないと判断できない場合もあります。
この記事の回答者

監修者天神 尚子(てんじんひさこ)先生
三鷹レディースクリニック院長

三楽病院産婦人科科長を勤めた後、2004年2月、三鷹レディースクリニックを開業。
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