腎臓が腫れて背中の痛みが続いています

腎臓が腫れて背中の痛みが続いています

妊娠26週に入りました。約1カ月前に右の背中が激痛に襲われ、産院と泌尿器科を受診しました。そのときは尿路結石か、子宮が大きくなったことによる尿管圧迫による痛みと診断されました。軽い膀胱炎もあるとのことで、カロナールと抗生剤が処方され、数日で痛みもなくなりました。
ところが数日前に、今度は左の背中の激痛に襲われ、前回と同じような痛みがありました。その日の午前中の妊婦健診で胎児に異常がないことを確認していたので、すぐに泌尿器科を受診しました。今回も左の腎臓が腫れており、原因は前回と同様の理由だと言われました。カロナールとアンヒバ坐薬を処方され、自宅で経過を見ているところです。
現在は、常時痛いわけではなく、1日に4〜5回程度痛みに襲われ、背中を温めたり姿勢を工夫したりしながら、乗り切っています。しかし、1日2回ほどは激痛に耐えられずにカロナールを内服しています。痛みが続くことやカロナールを内服することで、胎児への影響がないかと心配です。また、痛みを緩和する良い方法はありますか?

専門家の回答

ご質問を拝見したところ、尿路結石よりおそらく尿管圧迫による痛みの可能性が高いと思われます。妊娠中は増大した子宮が尿管を圧迫し(子宮は右の方向に転換するため、特に右側の尿管が圧迫されやすくなります)、妊娠週数とともに尿管水腫や腎盂拡張が徐々に進行していきます。腎臓の血流量も増加するため、腎臓はうっ血した状態になります。さらに、妊娠中に増加する黄体ホルモンが尿管を拡張させます。そのため、腎臓からの尿の流出が阻害されやすくなり、水腎症が生じて強い痛みが生じることがあります。尿路系の感染が生じやすくなり、高熱が出ることもあります。
おなかの張りに気をつける必要がありますが、胎児への影響は心配ありません。カロナールやアンビバ坐薬も強い影響はありません。水分を多めにとり、痛みを感じる部分を下にして寝ると楽になります。自然に少しずつ改善することが多いですが、あまりにも症状が強い場合には、尿管カテーテルを挿入して、腎臓にたまった尿を排泄させることもあります。

※質問に対する答えはあくまでも「参考意見」としてお読みください。個人によって症状や対策は異なります。また、詳しくは診察してみないと判断できない場合もあります。
この記事の回答者

監修者天神 尚子(てんじんひさこ)先生
三鷹レディースクリニック院長

三楽病院産婦人科科長を勤めた後、2004年2月、三鷹レディースクリニックを開業。
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