精神科の薬によるふわふわした感覚が抜けません

精神科の薬によるふわふわした感覚が抜けません

私は、妊娠前から不安神経症で心療内科に通院し、数種類の薬を服用していました。妊娠判明と同時に、主治医の指示によって「ノリトレン」のみの服用となりました。その後、妊娠初期から妊娠8カ月の現在まで、ずっとふわふわする感覚が続き、ひとりでの外出や車の運転ができなくなりました。耳鼻咽喉科や神経内科、脳外科で検査をしても原因が見つかりません。現在も精神科で処方された同じ薬を飲んでいますが、ふわふわする感覚はまったく改善されません。「出産後もこの感覚が消えなかったら」と思うと、不安でたまりません。

専門家の回答

三環系抗うつ薬である「ノリトレン」は、妊娠中に最も利用されるうつ病治療薬です。副作用として、起立性低血圧(急に立ち上がったときに血圧が低下し、立ちくらみ、ふらつき、めまいなどが起こる症状)が生じる人が少なくありません。この方の「ふわふわする感覚」も、おそらくこの薬の副作用によるものではないかと思います。この感覚は、薬を減量すれば軽減すると思われますので、不快で日常生活にも支障があるようなら、主治医に相談してみましょう。

※質問に対する答えはあくまでも「参考意見」としてお読みください。個人によって症状や対策は異なります。また、詳しくは診察してみないと判断できない場合もあります。
この記事の回答者
監修者プロファイル

監修者天神 尚子(てんじんひさこ)先生
三鷹レディースクリニック院長

三楽病院産婦人科科長を勤めた後、2004年2月、三鷹レディースクリニックを開業。
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