妊娠高血圧症候群のため入院をすすめられています

妊娠高血圧症候群のため入院をすすめられています

妊娠高血圧症候群で、ニフェジピンを1日に1錠内服し、毎週受診しています。血圧が140〜160/90〜100mmHgであり、入院をすすめられていますが、小さな子どもが3人いるため、なかなか入院に踏み切れません。現在は尿蛋白もむくみもなく、血液検査でも異常はありません。
胎児の推定体重が妊娠29週2日で1,053g、妊娠30週2日で1,137gだったため、「発育が滞っているかもしれない」と言われました。入院して血圧のコントロールをすれば、胎児の発育が改善する可能性はあるのでしょうか?

専門家の回答

現在は、妊娠高血圧症候群の中でも軽症のほうだと思われますが、おおよそ妊娠32週ごろから血圧が上昇する遅発型の妊娠高血圧症候群もあるため、注意が必要です。母体の血圧が上昇すると、子宮胎盤血流量が減少して、胎盤機能低下による胎児の子宮内発育遅延や胎児切迫仮死、胎盤早期剥離などのリスクも高くなります。
胎児の管理は、超音波検査による胎児発育の評価と胎児心拍モニタリング(ノンストレステスト)で経過を観察します。降圧剤による治療でも、血圧が安定しなかったり、悪化したり、胎児発育が2週間以上停止したときには、妊娠のターミネーション(中断・終結)となります。入院すると安静にでき、食事療法もおこなわれるため、胎児にとってはメリットが多いものと思われます。

※質問に対する答えはあくまでも「参考意見」としてお読みください。個人によって症状や対策は異なります。また、詳しくは診察してみないと判断できない場合もあります。
この記事の回答者

監修者天神 尚子(てんじんひさこ)先生
三鷹レディースクリニック院長

三楽病院産婦人科科長を勤めた後、2004年2月、三鷹レディースクリニックを開業。
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