B群溶連菌検査で陽性となり、赤ちゃんに感染しないか心配です

B群溶連菌検査で陽性となり、赤ちゃんに感染しないか心配です

妊娠37週を迎えた妊婦です。先日、病院で受けたB群溶連菌検査の結果が陽性でした。そのため、出産時には点滴をし、赤ちゃんへの感染を防ぐ処置をするとの説明を受けました。病院の先生からは、妊婦には珍しいことではなく、1割から3割ほどの方に陽性結果が出ることがあると伺いました。それでもやはり赤ちゃんへ影響が出ないかと、とても不安を感じています。また、点滴が赤ちゃんや母乳に及ぼす影響、いずれ赤ちゃんと一緒にお風呂に入っても問題ないのか、ということも気になっています。

専門家の回答

B群溶連菌(GBS)の産道感染による新生児感染はまれですが、いったん感染すると重症化する確率が高くなるため、予防が大切です。妊婦の保菌者は10~30%とされ、4%以下に新生児GBS感染が発症します。
妊婦が保菌している場合、分娩時に抗生物質を静脈内投与することにより、新生児GBS感染の発症を減少させることができます。このときに使用する薬剤による赤ちゃんや母乳への影響は問題ありません。また、母親自身が感染を起こすことは稀ですので、赤ちゃんとお風呂に一緒に入っても問題ありません。

※質問に対する答えはあくまでも「参考意見」としてお読みください。個人によって症状や対策は異なります。また、詳しくは診察してみないと判断できない場合もあります。
この記事の回答者
監修者プロファイル

監修者天神 尚子(てんじんひさこ)先生
三鷹レディースクリニック院長

三楽病院産婦人科科長を勤めた後、2004年2月、三鷹レディースクリニックを開業。
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