酔っ払い夫に喝!お酒はほどほどが一番
12月、少人数での忘年会があるという夫を私は車で送っていきました。帰宅後は夕飯やお風呂などをすませ、子どもと一緒に就寝。
ところが夜中の1時にスマホのバイブレーションが鳴ったのです。電話に出ると酔っぱらった夫が「迎えに来てほしい」と言いました。真冬の夜中です。子どもを連れて行けるはずがありません。「タクシーで帰ってきて!」 と電話を切りましたが、その10分後にまた夫から電話が……。「年末でタクシーが拾えない」 と言うのです。私は迎えに行くか悩みましたが、寒い中朝まで夫を待たせるわけにいかず、眠っている息子を車に乗せて、しぶしぶ迎えに行くことに。
私がお店に到着するなり、夫とともに車内に乗り込んでくる同僚たち……。話にならない酔っ払いを、それぞれバラバラの方角に送りました。暗い道を運転し、やっとの思いで帰宅したのは深夜3時。息子が朝まで眠っていてくれたのが唯一の救いでした。
翌日、二日酔いで昼過ぎに起きてきた夫に、「迷惑をかけるなら飲みに行かなくて結構です!」と、結婚して初めて叱りました。お酒で人に迷惑をかけたことが夫自身もショックだったようで、それ以来深酒は控えてくれますが、次に同じことがあれば絶対に許しません。お酒は楽しくほどほどに飲むのが一番だと思った出来事でした。
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作画/becomochi85
著者:藤宮れい子
交際3日で結婚して、都会から田舎に引っ越した行動派。夫は夜勤のため、ほぼワンオペで1歳になる息子を育てている。頑張りすぎない生活を心がけて、のんびり生活中。