高給取りなのに貯金はゼロ!?
私の夫は大企業に勤めており、そこそこ給料もよく、結婚前は毎日外食をしていました。そのため、貯金もある程度していると思っていたのですが、結婚が決まり本人に確認すると、ビジネス系のオンラインサロンやセミナー、遊びにつぎ込んでいるため、ほぼ0円だと言うのです!
しかし、どうしても盛大な結婚式を挙げたかった私は、どうしたら彼の貯金へのモチベーションを上げられるか考えた末、「私、小さいときから素敵な結婚式を挙げるのが夢だったの」と悲しそうな顔で発言。すると夫は必要最低限のお金しか使わなくなり、結婚式までの1年間で400万円近くの貯金に成功。夫の行動力に衝撃を受けた出来事でした。
◇ ◇ ◇ ◇
オンラインサロンなどにお金をつぎ込み貯金がほぼゼロだった夫ですが、結婚式までには400万円ほど貯めたとのエピソードを寄せてくれた橋本みえさん。結婚式は自分たち夫婦が主役になれる特別な日。みえさんの願いを叶えたいというパートナーさんの愛が、1年間で400万円も貯金をする原動力になったのではないでしょうか。
著者:橋本みえ/30代女性・医療関係者
イラスト:わかまつまい子
続いてのお話は、結婚式の準備をやらない夫をやる気にさせるため……?
結婚式まであと半年。準備をまったくせず、やる気ゼロの夫を変化させた「作戦」とは?

私の取った作戦は…?
そもそも結婚式を挙げたいと強い願望があったのも私のほうだったので、夫は完全におまかせモード。そんな夫の態度にイライラもしましたが、どうしたら夫がやる気になってくれるかを考えることにしました。
まず、「なんでも2人で選んでみる」ことに。私は何かと自分で決めてしまいがちですが、夫も巻き込んで準備をしないと到底間に合わないと思ったからです。夫は責任感を抱き始めたのか、自分から調べものをするようになってくれました。
続いて思いついたのがモーニング作戦。夫は朝が苦手で放っておくと昼ごろまで寝ています。午前中も有効活用したいと思った私は、朝から一緒に活動する方法を考えました。思いついた「モーニング作戦」は、おいしいモーニングメニューを提供しているお店に連れ出し、食事を楽しんだあとに作業もするという作戦。夫は食べることが大好きなので、モーニングのためなら早起きをして、頑張ってくれました。
式まで残り3カ月になったころ、私はとにかく夫を褒めまくりました。手先が器用な夫に、席札やウェルカムボードの作成をしてほしいと思っていたためです。夫も褒められることがうれしかったのか、どんどん作業を進めてくれました。
最終的にはお互い納得のいくものが完成し、早く見てもらいたいという気持ちでいっぱいでした。
◇ ◇ ◇ ◇
結婚式の準備を始めたころは、1人ですべて抱え込み、イライラしていましたが、「結婚式=2人のこと」という共通認識を得て、協力して進めることができました。
あるときは自分の意識を変えて、またあるときは相手の意識を変えていきながら、何でも2人ごととして乗り越える……。これからの夫婦生活においても、こんな風にうまくやっていけたらうれしいです。
著者:ずんこ/女性・主婦
イラスト:アゲちゃん
今回は、「結婚式に向けてパートナーをやる気にさせたエピソード」を紹介しました。結婚式にかける熱量が、必ずしも2人とも同じとは限らないですよね。素敵な式にするためには、2人で協力して準備をすることが必要不可欠。今回、エピソードを寄せてくれた2人は、それぞれ違う方法でパートナーをやる気にさせていてお見事だと思います。無理やりではなく、パートナーがやる気になってくれるような方法を考えられると、夫婦生活も長続きしそうですね。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています
ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように!