お互いへの理解が深まった!
私はあまり家事が好きではなかったので、「引かれるかな」と不安に思っていましたが、家事ができない私を咎めることなく受け入れてくれた彼。一方、交際前や交際中の彼のイメージはとても真面目で、きれい好き。しかし、一緒に生活すると意外とズボラな面やおっちょこちょいな面があり、新しい発見がありました。
一緒に生活をしてお互いの意外な一面を知ることができたのに加え、一緒に生活することで、より一層仲が深まった気がします。
トイレ問題でイライラが募る?
当たり前ですが、同棲生活では、パートナーと朝起きたときも、夜寝るときも一緒。今まで別々に生活していた人と一緒に生活するのにストレスはつきもので、私も自分の生活に彼がいることで、ときどき彼の行動にイライラすることがありました。
そのなかでも一番イライラしたのは、トイレの問題。男性は立ったままトイレをする人も多いかと思いますが、彼もそのひとり。しかし、立ったままされるとトイレまわりが汚れてしまい、彼が掃除をしてくれるわけでもないので私としては困っていました。
彼にお願いして、座ってしてくれるようになったものの、次はトイレットペーパー問題が! トイレットペーパーがなくなりかけているとき、彼はいつも少し残して、新しいものに交換してくれません。何度注意しても変わらない彼に、イライラが募っていきました。
ふと気持ちが切り替わった!
トイレの問題以外にも、彼が使ったあとの洗面所が水浸しだったり、彼は夜寝る直前までスマホをしていてその明るさからなかなか眠れなかったりと気になることが多かったのですが、ある日、ふとイライラから気持ちが切り替わったのです。
私は、これから一緒に暮らすのだからいちいちイライラしてはダメだと、「何回注意してもダメなら諦めよう! 彼ができないことは私がすればいいんだ!」と考えるようになりました。その代わりに、彼ができること、得意なことをしてもらおうと思うようになり、彼にも提案。そして、掃除や片付けは彼の担当、料理や洗濯は私の担当、その他はお互いが空いているときにおこなうことに。
私は交際とほぼ同時に同棲をスタートしましたが、今まで交際した人よりも、ずっと早く彼との距離が縮まりました。結婚への意欲も増しましたし、"プレ結婚生活"を体験できた気がします。
また、同棲は彼との相性の他にも、忍耐やお互いに協力することの大切さを教えてくれました。その後彼とは結婚をしましたが、同棲をしていたおかげで、スムーズに結婚生活も送れており、子どもが増えた今でもお互いに協力して共に育児に励めていると感じます。
著者:藍沢えま/女性・主婦
イラスト:すうみ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています
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