姉の話を聞いて幼児教室に興味を持つ
長男を出産して10カ月ほど経ち、私の実家に帰省したときのことです。3人のママである姉から甥っ子・姪っ子たちは1歳前から幼児教室に通い始めて、今も楽しく続けていることを聞きました。姉は「長男を生んだとき地元を離れて友達もいなかったし、初めての育児で不安もあって。ここの教室は子どもとの接し方を教えてくれて、とてもよかったよ」と言っていました。
その言葉で幼児教室に興味を持った私。帰宅してさっそく教えてもらった教室を調べると、全国展開していて私の家の近くにもあることがわかりました。
体験レッスン中、印象的だった先生の言葉
生後10カ月で習い事を始めるのは早すぎないか、という気持ちもありました。しかし物は試しだと思い、幼児教室の体験を予約してみることに。体験は2部制になっていて、1回目は先生と体験を受ける親子が集まり教室の説明を受けました。
「この教室は子どもの教室ではなく、親、つまりお母さんたちが子どもとどう接するか、どう育児をするかを学ぶ教室です」という先生の言葉が印象的でした。姉から聞いていた通りです。
私も初めての育児で「こんなときは子どもにどう接するのが子どものためなんだろう?」と悩み考えることがあったので、自分自身が子育てについて学ぶ場ができるのは心強く感じました。
実際のレッスンを受けてみて
2回目は実際の教室に参加し、50分のレッスンのなかでさまざまなことをして驚きました。音楽に合わせて息子の全身の部位を触ったり、お絵描きをしたり、フラッシュカードをしたり、人形を2つのコップのうち1つに隠して位置を変え、人形が入っているほうを当てさせたり……など。
指を使ったり体全身を使ったりと息子の成長の刺激になりそうなうえに、自宅でもすぐに実践できそうなものばかり。これは本当に子どものためだけでなく、私自身もたくさん学べそうだなと感じました。
毎週幼児教室に通うことに
体験に行った日の夜、夫に教室のことを共有しました。夫も「親が子どもとどう接するか、どう育児をするかを学ぶ」という姿勢に興味を持ち、息子を入会させることにしました。そして翌週から週に1回、幼児教室に通うように。レッスンの内容は前週と同じ内容と違う内容とが半々くらいで、月齢に合わせて少しずつレベルが上がっていきます。
息子が1歳7カ月になった現在は、レッスンのほとんどの時間を机に向かって椅子に座っておこなっています。すべての時間座っているのはまだまだ難しいものの、しっかりと椅子に座って学習している息子の姿を見ると成長を感じずにはいられません。
幼児教室では、まだ息子には早いのではないかと思うような指先を使う遊びや、着席して机に向かい絵を描いたりしていますが、しっかり取り組む息子の姿には驚きます。息子自身もできることが増えて、本当にレッスンが楽しそう! 自分では息子と接するときに思い浮かばないことを経験できて、「あのタイミングで始めてよかった!」と心から思っています。
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監修/助産師REIKO
著者:森まり子
1歳3カ月差の兄妹ママで、長女は妊娠32週で生まれた低出生体重児。本業は育休中で、現在は子育てをしながらライターとして子育て・共働きに関する体験談や、ママ向けの記事を中心に執筆している。