けいれんするとはまったく考えていなかった
1歳の誕生日がくる前の休日、せっかくの休みの日に次男が朝から熱を出してしまいました。病院も休みだったので地域の休日診療に行き、風邪の薬をもらい家に帰りました。
水分やごはんも少しですがとることができ、薬を飲ませ昼寝をしだしたので、このまま熱が下がればと思っていたのです。熱は38度後半でしたが、このときはまさかけいれんを起こして救急車を呼ぶなんて考えてもいませんでした。
熱性けいれんは本当に突然に!
夕方になり、昼寝から目を覚ました次男。少しラクになったのかニコニコと笑うことができるほどになっていて、私も安心していた矢先のことでした。上の子が次男を笑わせて遊んでいると、突然様子が変わり、笑っていたはずの次男が白目になって手足がピクピクと動き、けいれんし始めたのです。
本当に突然過ぎて驚き、慌てて駆け寄り次男の名前を呼び続け、同時に私自身も焦らないように心の中で「落ち着け! 落ち着け!」と考えていました。
けいれんしたときの対処法をおこなってみる
以前けいれんについての記事を読んだことがあり、その際にあった対処法を思い出し実行しようと考えました。
とにかく大声を出したり抱きかかえたりしないようにし、すごく不安ですができるだけ静かに名前を呼びながら様子を見ていました。もし嘔吐しても危なくないように顔だけ横に向け、あとで病院で状況を説明する際に役立つと思いスマートフォンで動画を撮影することに。
同時に夫は救急車を呼んで、症状や家の場所の説明など対応してくれていました。
落ち着いたものの疲れ果てる
慌てていたのではっきりと覚えていませんが、けいれんの時間は5分以上はあったのではないかと思います。救急車がきたころにはけいれんが治まっていましたが、手足の軽い硬直や意識があるのかわからない表情でグッタリしていました。
病院に着いてからダイアップというけいれん予防の坐薬を入れてもらいました。意識が戻ってきて安心しましたが、けいれんはすごく体力を使うようで次男は疲れていて、坐薬の作用もあり、落ち着いたらすぐに眠ってしまいました。
ただの風邪だと油断していたので、突然けいれんが起きたときは本当に焦ってしまいました。いざとなるとどうしていいかわからなくなるものです。現在2歳ですが、再び熱性けいれんになったときも不安になりましたので、もっと落ち着いて行動できるようにしたいと思いました。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修/助産師REIKO
イラストレーター/まっふ
著者:中西まむ
4歳・2歳・0歳の男の子3人のママ。夫は出張が多くほとんどいないため、ワンオペ育児に奮闘中。自身の経験をもとに、子育てに関する体験談を中心に執筆している。