予定より早く出産することに
出産予定日は、2020年1月8日。しかし、看護師さんや助産師さんの少ない年末年始に出産することは不安だという理由で、2019年12月26日に出産することになりました。前日の25日から入院し、26日の朝7時に陣痛促進剤を飲みました。
8時には分娩台で朝食をとりながらも、少しずつおなかが痛くなってくることにドキドキ。子宮口も5cmほど開き、陣痛の間隔も7分おきになりましたが、9時に陣痛促進剤を再度飲みました。呼吸を整えながら、じわじわと出産が迫ってきていると感じました。
出産の前にトイレへ
息子の出産間近でも同じでしたが、尿意がありトイレへ行くことに。分娩台に戻り、分娩監視装置を付けている助産師さんが焦り始めました。子宮口にすっぽり挟まっている双子の1人の心音は確認できたものの、もう1人の心音は確認できなくなったのです。
慌てて医師を呼んでエコーで確認。すると、トイレに行く前まで逆子だったもう1人が、なぜか頭が下向きに変わっていたため、心音の位置が変わっていたのです。出産しやすくなり、心音も確認できたのでひと安心。そして10時を過ぎるといきみ逃しをすることや、呼吸を整えることに必死でした。
一気に2回の出産!
10時29分、1人目の女の子を無事に出産。喜びもつかの間で、1人目の胎盤が出たあとに2度目の陣痛がやってきます。そして、10時37分に2人目の女の子を出産。2,402gと2,508gと小さめでしたが、どちらの赤ちゃんも問題なく、元気な声を聞くことができてホッとしました。
私自身の出血は多かったものの、無事に出産を終えることができてよかったです。サポートしてくださった医師や助産師さんのおかげだと思っています。
双子を妊娠し、出産することに不安な日々を送っていました。しかし、出産当日に医師2名と助産師さんや看護師さん、計10名近くの方が見守ってくださり、無事に出産できたことは本当に感謝しています。小さめに生まれた双子ですが、今も問題なくすくすくと成長しています。一気に2回の出産ができ、とても貴重な体験ができたと思いました。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
著者:北川さくら/女性・主婦。2018年生まれの男の子、2019年生まれの双子の女の子を子育て中のママ。幼稚園を2年、認定こども園を2年の勤務経験あり。自身の経験をもとに妊娠や出産、育児の体験談を執筆している。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています