一度はユウタさんと別れることも考えますが、夫の謝罪を受けて美穂さんは再構築を選択。しかし、ユウタさんの雑な家事に美穂さんの負担は増すばかり。さらに育児のイライラも重なり、つい声を荒らげてしまう場面も。すると夫は、スマホで録音していたという美穂さんとの会話を持ち出し、「離婚調停を申し立てる」と言い始めたのです。
美穂さんに不利な状況で始まった離婚調停でしたが、ある日突然、調停委員から「話し合いの終了」を告げられます。夫に理由を尋ねるも、笑ってごまかすだけ……。しかも、これからは美穂さんが借りたアパートで一緒に暮らすと言うのです。
そして夫は書面にサインをもとめてきました。夫の考えを聞いて、美穂さんが選んだ道は……。
再構築にあたり夫が提案してきたことと、妻の決断








【完】
借金で首が回らなくなったのか、マイホームを手放したユウタさん。美穂さんと一緒に暮らすにあたり、書面を作ってきました。
そこには、自身の通院のことや夫婦カウンセリングのこと、生活費の負担のことなどが書かれていました。ユウタさんから生活費として5万円を受け取った美穂さんは再構築を選択。
それからもユウタさんの行動は相変わらずですが、美穂さんは夫にもう何も求めてはいません。限界が来るその日まで、ただの同居人として接することを心に決めているのでした。
◇ ◇ ◇
夫婦のことは、白黒つけて終われるものばかりではありませんよね。別れるのでも、やり直すのでもなく、期待をしないという道を選ぶ人もいます。美穂さんの場合、それは諦めのように見えて、実は自分と子どもたちの心を守るために選び取った、静かな覚悟だったのではないでしょうか。
責められ続ける関係のなかに居続けると、自分の感覚まで少しずつ削られていくもの。心の距離を取ることは逃げではなく、自分の心を安定させるための手段のひとつなのかもしれません。
一緒にいるか、離れるか。正解はひとつではなく、自分の心が壊れない距離を見つけること。それが何より大切なのだと考えさせられますね。
いもやまようみんさんの連載は、このほかにもブログで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね。
いもやまようみん
元々芯がフワフワなところにつけ込まれたような結婚なんだから、毅然とした言動はできないよ。
実際問題こういう、どうなんだ系の伴侶とダラダラ続けてる夫婦って多いんじゃないかな。
だからこそマンガの中でくらいスッキリしたいんだけどね。
スッキリとしない終わり方に読んで損した感が拭えない。私もヒロイン同様この男にムカムカしてる。