それからの生活はというと……。
再構築にあたり、夫が提案してきたことは?
【完】
借金で首が回らなくなったのか、マイホームを手放したユウタさん。美穂さんと一緒に暮らすにあたり、書面を作ってきました。
そこには、自身の通院のことや夫婦カウンセリングのこと、生活費の負担のことなどが書かれていました。ユウタさんから生活費として5万円を受け取った美穂さんは再構築を選択。
それからもユウタさんの行動は相変わらずですが、美穂さんは夫にもう何も求めてはいません。限界が来るその日まで、ただの同居人として接することを心に決めているのでした。
うまくいかないことがあるたびに「お前が悪い!俺がかわいそう!」と責められれば、自分は悪くないと思っていても否定的な思考に陥ってしまうもの。夫と関わることをやめた美穂さんの選択は、自分の心を守るためにも必要なことかもしれません。
そしてーー、今の理想的な生活を送れているのは家族のおかげだということにユウタさんが気づく日が来るのか、それとも破綻が先か。最後に投函された郵便物が気になりますが……、美穂さんと子どもたちにとって最善の選択をしてほしいですね。
いもやまようみんさんの連載は、このほかにもブログで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね。