きっかけは1冊の分厚い図鑑!
恐竜にまったく興味のなかった3歳の息子。祖父が恐竜図鑑をプレゼントしてくれたことをきっかけに恐竜にハマりしました。毎日、恐竜に関する質問攻めをされる私は少しうんざりしてしまい、ほかの遊びを提案することも。しかし、息子が聞き入れることはありませんでした。
次第に息子の恐竜に関する知識はどんどん増えていき、私に解説してくれるように! 「こんなに詳しくなるなんて……」とびっくりしました。
恐竜図鑑を手にしてから半年後、私は息子が索引ページを眺めながら「ステゴサウルスはどこかな~」と、目的の恐竜が載っているページを探している姿を目にします。私のマネをしているのかと思っていましたが、どうやら息子は恐竜の名前を確認して探している様子。なんと息子は、恐竜の名前を発音するのと同時に、カタカナまで覚えたのです。恐竜図鑑のおかげでカタカナが読めるようになったことに感動しました。
きっかけを与えてくれた祖父と恐竜図鑑に感謝でいっぱい。子どもの可能性は無限大で、きっかけはどこにあるかわからないものだなと深く思った出来事です。
著者:伊藤かえで/30代女性・主婦。4歳の息子と2歳の娘をもつ30代ママ。夫は休みがあまりなく、帰宅時間も毎日遅いので、ワンオペ育児をいかに楽しむか前向きにがんばっている。
作画:ひのっしー
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています