左手も火傷していたとは!
娘が1歳になったばかりのある日、おやつにふかし芋を作りました。アツアツのままリビングのローテーブルに置き、少しの間目を離しました。すると娘がその隙に芋を掴んでしまったのです。
慌てて水と氷で右手を冷やし、小児科へ向かいました。小児科に着き、少し落ち着いて娘の手を見てみたら、なんと火傷は冷やさなかった左手のほうがひどかったのです!
娘の手が届くところに熱い物を放置してしまったこと、慌て過ぎて両手を確認しなかったこと、2つが重なって、娘にはかなり痛い思いをさせてしまいました。
階段から転がり落ちてしまった!
1歳前から、娘が階段を自分でよじ登ろうとするようになりました。階段上にはベビーゲートを設置しましたが、階段下はスペースの関係でつけられなかったため、リビングから階段に出るドアを、娘の力では開けられないようにしていました。
ところが1歳過ぎのある日、私が「短時間だし、最近は階段に興味ないみたいだから大丈夫でしょう」とそのドアを開けっ放しにして、その場をちょっとだけ離れてしまったのです。
その隙に娘が階段をのぼり、しかも4段目くらいから転がり落ちてしまいました。一瞬だとしてもズボラではいけないということと、子どものブームはある日突然再燃するということを肝に銘じるようになりました。
危ない! 頭をぶつけなくてよかった
背の低いソファに自分でよじ登って遊ぶようになると、「体のバランスもしっかりしてきたし、簡単に落ちることはないよね。目の届くところで機嫌よく遊んでくれるなら、その間にお皿洗いやごはんの支度をしよう」と考えるようになりました。
ところが、そばを離れているときに、座っている状態から急に後ろ向きに落下! 床はカーペット敷きなのでケガはしなかったのですが、「テーブルの脚などに頭をぶつけていたら」と思うとゾッとしました。そばを離れるときには、下に座布団を敷いておき、テーブルも離しておくようになりました。
「これくらいなら大丈夫だろう」という考えが、子どものケガや事故に繋がってしまうのだな、と反省しました。階段からの落下や火傷は、予防策があるのに面倒くさがってやらなかったために起きてしまったこと。子育てでせわしない日々ですが、安全に関わることには常に気を配っていたいと、改めて思いました。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
著者:矢野あい子/女性・主婦。2歳の女の子と0歳の男の子の母。子どもは2人とも体外受精で授かり、帝王切開で出産。
作画:あんこママ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています