まさか救急車を呼ぶことになるとは思いもよりませんでした――。
楽しいお祭りのはずが…救急車!?
階段をのぼったところで、一呼吸していると、見知らぬ女性が「お子さんの額から血が出ていますよ!」と教えてくれました。よく見ると、次男の額はぱっくり割れていて、そこから血が流れていて、私の服も血だらけになっていたのです。
予想外の出血量に少しパニックの私に、額に当てる用にとティッシュを差し出しながら、女性は「救急車を呼んでもらったほうがいいかもしれませんね」と言って救護所へ誘導してくれました。
救護所へ着いてもなかなか止まらない出血……。結局救急車を呼んでもらうことに。そして、次男と一緒に私もそのまま病院へ行きました。病院へ到着すると、まずCTを撮り、その後、額の傷を縫ってくれました。後日、抜糸へ行くことに。
お祭り会場は暗がりで人がたくさんいたため、3歳の次男にとっては歩きづらかったのかもしれません。そして、階段のとんがった角部分に額をぶつけたようで、縫うほどのけがをさせてしまいました。処置が早かったおかげか、幸いにも次男の額の傷は目立たなくなりました。あのとき声をかけてくれた女性には感謝してもしきれません。
二度と大きなけがをさせないよう、今は子どもの目線に立って、歩きづらさや危険なポイントがないかどうかなど、確認するようにしています。
著者:丘里リル/50代女性・主婦。27歳、19歳の2人兄弟を育てる母。専業主婦をしながら内職中。
イラスト:ふくふく
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています