キッカケは息子のトイトレについて
息子が2歳を過ぎたころのこと。このとき私のおなかには娘がおり、妊娠30週の妊婦。重たい体で、息子の遊び相手をするのは大変な時期でした。そんなとき義母から「トイトレは始めてる? おまるを買ったら?」という言葉が。
日々、息子と生活するだけで精いっぱいだった私に、息子のトイトレを開始する余裕はとてもありませんでした。それでも、義母は会うたびに急かし続けたのです。このときから私は、義母に対して苦手意識が生まれ始めました。
頼みの綱のベビーフードを否定され……
次に義母に違和感を持ったのは、娘が生後8カ月のころ。義実家に家族で泊まることがあり、私は娘用の市販のベビーフードを持参していました。それを見た義母は「ベビーフードは体に良くないんじゃない?」と発言。
当時の私は2人の子育てと家事に疲弊する毎日。そんな日々を助けてくれていたのがベビーフードだったので、義母に否定されて悲しい気持ちに。私は「慣れない義実家の台所で離乳食を作るのは無理があるでしょう」と思いながらも、苦笑いで義母の話を聞き流していました。
義妹には何も言わない義母に驚き!
ところが、その後、夫の妹である義妹が出産すると驚くべき出来事が! それは、たまたま義妹家族と義実家で会ったときのこと。義妹の娘ちゃん用であろう大量のベビーフードを、私は発見しました。そして、それを何事もなく利用する義妹を、義母はただ見守っていたのです。
さらに、義妹の娘ちゃんが成長したときのこと。義妹の娘ちゃんは2歳どころか、3歳を過ぎてもまだトイトレを開始していない様子。しかし、当然のように義妹の娘ちゃんのおむつを替える義母の姿が、そこにはありました。
もしかすると義母は私のいないところで義妹に、ベビーフードやトイトレについての持論を言っていたかもしれません。しかし、私にはそれを確かめる気力はありませんでした。これからも義母のアドバイスは聞きつつも、発言をすべて鵜吞みにせずに、私は自分なりの子育てをしていこうと思った出来事でした。
著者:都うめこ/女性・主婦。6歳男児と4歳女児のアクティブ転勤族ママ。趣味は公園巡りで、現在公園レポートを20本以上と育児に関する記事を執筆中。元銀行員でFP資格保有。
作画:うちここ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています