遠足でお揃いの服を着る約束をしていたトモちゃんとカノコちゃん。しかし、トモちゃんの母はその服を勝手に捨てたうえ、「本当の友だちじゃない」と親友との仲まで否定しました。
それでもカノコちゃんはトモちゃんを責めず、変わらずそばにいてくれます。冬休み明け、ゲームもシール帳も買ってもらえなかったトモちゃんに、カノコちゃんとそのお母さんは思いがけないやさしさを向けてくれますが……。
毒母からひどい仕打ちが続いて……



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11歳のクリスマス、トモちゃんが母からもらったのはお茶1本。一方で弟はゲームを買ってもらい、お年玉も1万円もらっていました。冬休み明け、カノコちゃんは落ち込むトモちゃんを責めるどころか、自分の家で一緒にゲームをしようと誘い、お揃いのシール帳までプレゼントしてくれます。しかし帰宅後、母はそのシール帳を「万引きしたの?」と疑い、取り上げてビリビリに破ってしまいました。
さらに、5時前に帰ってきたトモちゃんを「遅い」と責め、次に遅れたらカノコちゃんと絶交させると脅します。トモちゃんは母に言葉が通じない苦しさを抱えながら、不満を募らせていきます。
◇ ◇ ◇
カノコちゃん親子のやさしさは、トモちゃんにとって大きな救いだったはずです。だからこそ、そのプレゼントまで母に壊されてしまったことは、物を失う以上につらい出来事だったのではないでしょうか。
子どもにとって、安心できる友だちや居場所は心を支える大切な存在です。親の都合や思い込みでそのつながりまで奪ってしまわないよう、子どもが誰かと関わる余白を守る視点も大切にしたいですね。
児童虐待を受けたと思われる子どもを発見した場合は、速やかに通告することが法律で定められています。児童相談所虐待対応ダイヤル「189(いちはやく)」などに相談・通告しましょう。匿名での相談・通告が可能で、通話料も無料です。
また、こども家庭庁が運用する「親子のための相談LINE」では、子育てや親子関係の悩みをLINEで相談することもできます。子どもの安全を家庭だけに閉じ込めず、社会全体で守っていけるよう心がけたいですね。
尾持トモさんのマンガは、このほかにもブログで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね。
尾持トモ
