幼稚園入園前にトイトレに挑戦
2人同時のトイトレは大変だと思い先延ばしにしていましたが、入園1週間前にパパのお仕事が1週間お休みになったので、「ここがチャンス!」とチャレンジすることに! 突然、「おむつにバイバイして、今日からパンツだよ~」と言われきょとんとする双子に、おしっことうんちはトイレですることを言い聞かせてパンツにはき替えさせました。
案の定、すぐにおもらしの連続。1人がもらせば、次はもう1人がもらすの繰り返しで、もう笑うしかない状態でした。
初日に洗ったパンツの数はなんと…!
娘たちのことを怒らずにおこなうと心に決めてのチャレンジだったので、おもらしは想定内と割り切り、落ち着いて対応していました。しかし想像を超えるおもらしの連続で、初日に洗濯したパンツの数はなんと18枚!
翌日から回数は少しずつ減り、1人の子は3日目にはほとんど漏らすことがなくなり、もう1人の子は1週間程度で落ち着きました。幼稚園入園後もたまにお着替えをして帰ってきましたが、入園日からおむつではなくパンツで通うことができました。
おもらしが再開!その理由を知って後悔
冬休み中は一度ももらすことがなかったのですが、3学期が始まりしばらくすると幼稚園では毎日のようにおもらしをしてお着替えをしてくるように。また、自宅でももらすことが多くなっていき、毎日のことで私もイライラしていました。幼稚園の先生とも相談をして、こまめにトイレに行くように声掛けをしていただいたり、バスの中ではお尻にバスタオルを敷いて寒さ対策をしたり、いろいろと工夫をしたのですが効果はゼロ。
悩む私はネットで調べてみることにしました。すると、1つ「これだ!」と思った理由が……。それは「年中さんになる不安」でした。先生が娘たちに期待を持たせるために毎日かけてくれていた「楽しみだね」などの言葉が、年中さんになることが理解できていない娘たちは不安に感じていたようです。本人たちに聞いてみると涙を流しながら頷きました。そして、大丈夫だよと抱きしめると安心したのか、驚くほどすぐにおもらしをしなくなりました。
おもらしの再開には私もイライラしてしまい、理由がわからずとても悩みました。しかし理由がわかったことで、娘たちの気持ちに寄り添い抱きしめてあげることができました。不安な気持ちをくんであげられず、イライラしていた自分を本当に恥ずかしく思いましたが、サインに気づけて本当によかったです。
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監修/助産師 松田玲子
著者:田中つばさ
二卵性の双子(年中)と小学生の娘の三姉妹を育てる母。Web企画や秘書、人材系営業職を経験。現在は在宅ワークとワンオペ育児に奮闘する毎日。出産体験や双子育児に関するエピソードを執筆中。