エコー写真をかわいく残したい
私の趣味はマスキングテープなどで装飾してカードを作ったり、友人との旅行後にミニアルバムを作ってプレゼントしたりすることです。現在小学1年生になる息子を妊娠したとき、初めてもらったエコー写真がとてもうれしくて妊娠を実感。
妊娠がわかり、高ぶった気持ちも相まって「エコー写真はかわいく飾って、妊娠中の気持ちや赤ちゃんに対するメッセージをたくさん書き込んだ世界にひとつのアルバムにしよう!」と心に決めました。
妊娠・出産・子育て…想像より余裕なし
妊娠初期にひどいつわりに襲われ、安定期にやっと体調が落ち着いたと思ったら仕事が忙しくなり、後期では切迫早産で入院することに……。アルバム作りを楽しみにしていた気持ちと反対に、私の妊娠生活は趣味に没頭する余裕などありませんでした。
結局エコーアルバムは完成することなく出産。育児に苦戦しながらも、息子の写真をスマホに日々残していました。写真のデータは溜まっていく一方でしたが、私はかわいいアルバムを作ることをまだあきらめていませんでした。
時が過ぎ、ついにあきらめがついた!
息子を出産した2年後、私は2人目を出産。さらに育児に追われ、アルバム作りに手を付ける暇もなく何年も放置……。そんな自分に嫌気が差し、「かわいいアルバムを作ることはあきらめよう」と気持ちを切り替えたのは、息子が6歳を過ぎたころでした。シンプルで飽きのこないアルバムを購入し、そこに時系列に並べて写真を入れるだけ。
それでも2人分の写真はなかなかの量がありますが、だんだんとアルバムには思い出が詰まってきました。こだわらず、最初からもっとラクにアルバム作りをスタートしていればよかったなと今では後悔しています。
一生思い出に残る物だから「かわいく作ってあげたい」という理想を持ち過ぎていたため、アルバム作りに手を付けづらくしていた私。現在作成しているアルバムは、プリントした写真を季節ごとにまとめ、装飾はせずアルバムに綴じるだけです。ハードルを下げて無理なくできるように変更し、約7年分の子どもたちの思い出に追いついている途中です。
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監修/助産師 松田玲子
イラストレーター/たすこ
著者:樋山ゆり菜
6歳男児、4歳女児の母。夫は不規則な勤務体制のためワンオペ育児多め。食べることが大好きで、地元・栃木県の食をメインとしたブログを運営しながら、飲食店にて接客のパートをしている。