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「裂けちゃった…」無痛分娩でいきむタイミングがわからない!→多量出血のトラブルが発生して!?

初めての出産、不安はいろいろあると思いますが、中でも多くの妊婦さんにとって気がかりなのが会陰切開についてではないでしょうか。ですが今回ご紹介するのは頸管裂傷(子宮の入り口の裂傷)の体験談。そこに至るまでの経緯と産後の経過をお伝えしたいと思います。

この記事の監修者
監修者プロファイル

助産師松田玲子

医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
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いきむタイミングがわからない!?

初産だった私は、出産予定日よりも2週間ほど早く破水。しばらく待っても陣痛がこなかったので、陣痛促進剤を使って、もともと希望していた無痛分娩をすることになりました。

 

始まりは順調でした。麻酔のおかげで陣痛の痛みはなく、陣痛が始まって8時間ほどして分娩台へ。しかし、そこからお産がなかなか進みません。麻酔で感覚がないためか、いきむタイミングというのがわからなかったのです。

 

分娩監視装置の波形を見ながら、先生が「今、いきんで!」と声をかけてくれても、なかなかタイミングが合いません。だんだん焦ってきた私は、とにかく必死に全力を振り絞っていきみました。そして、なんとか無事に赤ちゃんの産声を聞くことができたのですが……。予想外の事態が起きたのはここからです。

 

頚管裂傷で多量出血に……

赤ちゃんと対面を果たしたあと、なにやら先生や助産師さんがバタバタとし始めました。私は産後の疲労と興奮でぼーっと分娩台に横たわっていて、当時のことはぼんやりとした記憶なのですが、「出血が止まらないので点滴を追加します」という説明を受けました。

 

さらに、先生がなにやら縫合の処置を始めました。会陰切開の縫合かなと思いましたが、それにしては時間が長い。30分くらいはかかっていたと思います。なんとなく「会陰切開の縫合にしては長いなあ」と考えていたことを覚えています。

 

あとから聞いた話によると子宮の収縮が悪かったのと、いきんだときに頸管(子宮の入り口)まで裂けてしまったために多量出血になっていたそう。まさか頸管裂傷していたとは! 多量出血のため貧血にもなってしまい、しばらく分娩台から起き上がれず、車椅子で病室まで移動することとなりました。

 

 

約1カ月半かかってようやく完治

助産師さんによると、お産が急に進んだときなどに頸管裂傷になることはあるそう。「頑張っていきみすぎちゃったのね」と言われました。無痛分娩だったおかげで、裂けたときも縫合のときも痛みは感じませんでしたが、麻酔が切れてくるにつれて会陰切開の痛みなのか何なのか激痛を感じるようになりました。退院してからも腟の中が引っ張られるような痛みがしばらくは続きました。

 

1カ月健診のときはまだ引きつれるような感覚はあったものの、診察をしたらきちんと傷もふさがっていると聞いてひと安心。私の場合は1カ月半くらいで完全に違和感がなくなりました。

 

 

まさか会陰だけでなく、頸管が裂けることがあるとは知らなかったため、当時は驚きました。

 

 

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

 

著者:高橋じゅんこ/女性・会社員。1児の男の子を育てるワーキングマザー。病気ネタやママ友ネタなど、ペンネームでリアルな体験談を執筆中。

イラスト:ののぱ

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています

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      想像しただけで痛くなっちゃいますよ そんなの
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      会陰だけでなく頚管まで裂けるとはおそろしい。考えただけでも痛々しいです。
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      私も第一子の時ひきつれるような痛みで苦しみました。頸管まで裂けてしまうなんてさらに痛そう。おつかれさまでした。

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