1人目で学んだ! 大量のデータ整理は大変
私には13歳の娘と3歳の息子がいて、娘のときには第1子ということもあり、似たような写真や動画をたくさん撮っていました。息子の妊娠中に、撮りためた娘の写真や動画を整理したのですが「コレとコレ、ほとんど同じような動画だ」「何でこんなに連写で撮ったんだろう」というものがたくさんありました。
大量の動画1つひとつを整理するのがとても大変だったので、息子が生まれる前には「似たような写真は撮らない! あとで整理が大変だから動画も最小限にしよう」と決意。
見返してみると泣き声が全然違う
特に低月齢のときは動きも少なく、言葉も話さないので動画を撮るのは最小限にしました。寝返りができそうなときは積極的に動画を撮りましたが、泣いているときは「この前も似たようなの撮ったしな……」と、あまり動画を撮りませんでした。
やがて息子が1歳になり、誕生日パーティーを終えた日に夫と息子の成長を振り返りながら、お互いのスマホに入っている写真・動画データを見返していると、同じ生後3カ月のときでも生後3カ月になりたてと生後4カ月に近いときでは、全然泣き声が違うことに気が付いたのです。
もっとたくさん撮っておけばよかった
そこで初めて、「同じ月齢でも、こんなに泣き声が変わるのか……もっとたくさん動画を撮っておけばよかった」と後悔しました。確かに大量のデータ整理は大変ですが、データが残る限り整理をするのはいつでもできます。その一方、その月齢のときの動画を撮る、というのはそのときしかできないので、似たような動画のシーンであってもたくさん撮っておくべきでした。
その反省を生かし、息子が1歳を過ぎてからは動画をたくさん撮っています。そして、あとで大変にならないように、撮って1週間以内になるべくデータを整理するようにしています。
写真・動画のデータ整理が大変だから、と第2子は動画を撮るのを最小限にするようにしましたが、1歳を過ぎて動画を見返してみると、同じ月齢でも前半と後半では泣き声や泣き方が違っていました。成長著しい赤ちゃん期はもっと動画を撮っておくべきだったなと、今さらながら後悔しています。
監修/助産師 松田玲子
作画/加藤みちか
著者:吉川 みきな
13歳女の子と3歳男の子の年の差兄弟を育てている母。反抗期の娘とイヤイヤ期の息子の育児に日々奮闘中。上の子を出産後に大学に通い、看護師の資格を取得。現在は看護師としてパート勤務をしている。