送迎とスケジューリング
下の子に「習い事をするなら何がしたい?」と聞いたところ、「鉄棒で前回りができるようになりたい!」と答えたため、体操教室に入れることを検討しました。しかし、通える範囲内の体操教室を何カ所か調べたところ、上の子の習い事と曜日がかぶってしまい送迎ができないので断念することに。
「先に習い始めている」という理由から、上の子を優先させてしまったのです。もし下の子が長子だったら、すぐに調べて一番よいと思ったところで習わせてあげられたのに……。
本当に下の子に合った習い事を選べたのか
なかなか習い事が決まらなかったある日、上の子が通っているチアリーディングで発表会があり、下の子が興味を示しました。そこで下の子もチアリーディングに通わせることに。
決めた理由は本人がやる気を示したというだけではなく、私が送り迎えがしやすく、教室にも親しみがあるという側面も。上の子が通っているから、下の子も通わせることになった感じが少しあります。本当は別に下の子に向いてる習い事があるかもしれないのに……。
今後の習い事の数
下の子の習い事を考えていた際、いろいろと体験させてあげたい、できるようになってほしいと思うことがいくつもありました。しかし、実際には将来的に下の子にも上の子と同じく3つの習い事をさせてあげるのは、金銭面でも送迎の面でもなかなか大変だと気がつかされたのです。
上の子の習い事を始めたときに、下の子のことは考えてあげられていませんでした。上の子の習い事を親の都合でやめさせるのもかわいそうなので、下の子がいろいろと習い事をしたいと希望した場合には、親も頑張らなくてはならないと実感しました。
上の子のほうが先に始めた分、どうしても習い事の数も多くお金もかかっています。今後下の子の習い事は、その隙間を埋める感じで通わせるようになってしまうかもしれません。ただ、「習い事の姉妹間格差」で下の子が割を食うということがないよう、できるだけ本人が希望する習い事をさせたいと強く思いました。
イラストレーター/まっふ
著者:小川恵子
8歳と4歳の姉妹の母。育児サークルの幹部や習い事、執筆活動など、精力的に育児を楽しんでいる。