危ない! 小さな息子にサッカーボールが……
2歳の息子と出かけた公園は、ボール遊びもできます。すでに公園では、小学生の男の子6人がサッカーを楽しんでいました。息子のお目当ての砂場は、ボール遊びができるグラウンドの隅にあり、砂場で遊び始めたときにサッカーボールが転がってきました。私が手前でキャッチしたため、子どもにケガはなく、男の子たちに「気をつけてねー」と声をかけて、ボールを投げ返しました。
すると、ボールを蹴った男の子が走り寄ってきて、息子に「ごめんね。ケガしていない?」と声をかけてくれたのです! まだうまくおしゃべりができない息子は、ポカンとした表情ですが、私は男の子のやさしさに感動して涙が出そうになりました。男の子は私にもペコリと頭を下げ、輪の中へ戻っていきます。どうやら、仲間たちで「謝りに行ったほうがいい」と話し合っていたようです。
公共の場所である公園は、いろいろな年齢の子どもたちが思い切り体を動かして遊べる場所。ちょっとしたトラブルはお互い様と思っていましたが、男の子たちのように「悪いことをしてしまったら、ちゃんと謝る」ことはとても大切だと改めて実感。もう少し息子が大きくなったら、公園での遊び方や真摯な対応について教えていきたいと思います。
著者:向田紀子/女性・会社員。3歳の男の子のママ。動画配信サービスでアニメやドラマを観るのが趣味。現在はWeb記事に関わる仕事をしている。
作画:ヒロミンミン
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています