娘の相手をしながら後輩の到着を待っていた私ですが、ふと見知らぬ男性が近寄ってきて……。
見知らぬ男性が近づいてきて小銭をじゃらじゃらっと
職場の後輩と同僚の退職祝いを買いに行くことになった私。待ち合わせ場所は互いに都合の良い主要駅の改札前で、普段から人通りも多い場所でした。休日で2歳3カ月の娘を連れていた私は、駅の出入り口付近にある大きな柱の側で、遊びたがる娘を制しながら後輩を待つことに。
少しすると、50代くらいのホームレスのような風貌の見知らぬ男性が近づいてきました。ジロジロ見ないようにしていると、急に300円ほどの小銭をじゃらじゃらっと無言で娘へ差し出してきたのです。
とっさのことに私は驚き、その場で固まってしまいます。娘もポカンとして手を出さなかったため、男性は私にお金を渡そうとしてきました。
断ったのですが、何も言わずにお金を私に渡して、男性はそのまま去っていきました。娘は興味津々でしたが、念のためお金は触らせず、近くにいた男性警備員に事情を説明。しかし、お金は預かれないとのことで、仕方なく警備員が立っていた柱のそばにお金を置いて行くことに……。
その後、無事に後輩と合流し退職祝いを購入。帰宅後、仕事帰りの夫にもすぐさま今日あった出来事を共有しました。よく使う通り道のため避けることは難しいですが、その後待ち合わせには使っていませんし、あの男性も見ていません。
娘は起こった出来事をまだよく理解していなかったので何も伝えていません。しかし、何かトラブルが起きてからでは遅いので、娘がもう少し成長して理解できるようになったら、知らない人から物を受け取らないなど、防犯に関する話をしたいと思いました。また、少しでも怪しいと感じたら、身の安全のためその場からすぐ離れるようにしようと教訓になった一件でした。
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作画/ひのっしー
著者:海月ミサ
夫婦で育児に格闘中のワーママ。3歳の娘がひとり。仕事と育児の両立に奮闘中。知育に興味あり。