無神経な姑に爆発寸前! そんな気持ちを払拭する出来事
マイホームを建てたことをきっかけに、姑と同居することになった私たち夫婦。結婚前から私は姑のことを「思ったことをなんでも言う人だな……」と思っていました。一抹の不安を抱えながら、ついに同居生活がスタート。結婚当初、私は働いていたので姑と話す時間はあまりありませんでした。しかし、息子が生まれてからは家にいる時間が増え、日に日に姑のひと言が気に障るように。
そして息子が生後10カ月になったころ、30分ほど買い物に出かければ、「ママ、遅かったねぇ~」と息子に話しかけたり、お風呂上がりには、「息子の肌が乾燥しちゃう! クリームを塗ってあげて!」、「早く髪を乾かさないと風邪をひくじゃない」など言われたりと……どれも「放っておいて!」と言いたくなるようなことばかり。
もう限界! と思った矢先、私は40度近くの高熱を出して寝込んでしまいました。すると姑が私の看病と息子のお世話をしてくれたのです。そんな姑の姿を見て、私は感謝するとともに、これまでの小言も私たちのことを心配してくれたから……ということに気づいたのです。以来、姑に何か言われても、その奥にある「やさしさ」を感じられるようになりました。
作画/mosu
著者:杉山藍
神経質な長男とひょうきんな次男の2人の男の子を育てているワーママ。アラフォーへの階段を少しずつ上り、大好きなお肉の脂が日に日につらくなっているのが悩み。