周囲からのプレッシャーに耐えかねた二郎さんは、ツキミさんに子どもを作るよう強く迫るようになります。親戚が集まる場でも「子作りしろ」と袋叩きに遭い、追い詰められていくツキミさん。
その後も無理やり行為を迫る二郎さんに限界を感じたツキミさんは、ついに離婚を決意。二郎さんの不当な言動を密かに録音し始めます。
そんな絶望の中、救いの手を差し伸べてくれたのは職場の上司でした。思い詰めるツキミさんの事情を聞き、「お金が貯まるまで同居しよう」と提案してくれたのです。ツキミさんはその親切な申し出を有り難く受け入れ、夫が帰宅する前に家を出ました。
一方二郎さんは、ツキミさんが自宅に帰ってこないことに焦りを感じていて——。
仲間を見つけて安心したい…









「周囲から責められる気持ちを理解してくれないツキミが悪い」と、どこまでも妻に責任を押しつけようとする二郎さん。
そんな中、職場で「専務も結婚しているが子どもがいない」と聞いた二郎さんは、「自分と同じ出来損ないだ」と密かに喜びます。しかし、子どもがいない理由が自分たちの事情とは異なると知り、すぐに落胆することに……。
落胆する二郎さんに対し、何も知らない同僚たちは「不妊じゃないなら、まだ希望はあるよ」と励ますのでした。
子どもを持つ・持たない理由や背景は夫婦によってさまざまであり、決して他人と比べるものではありません。周囲と自分を比べて安心を得ようとするのではなく、大切なのは二郎さん自身が妻の抱える事情や本当の気持ちに寄り添うことではないでしょうか。
自分の心を守るために人と比べたり妻を責めたりするのではなく、お互いの事情や想いを尊重し合える関係を目指したいものですね。
尾持トモさんの連載は、ブログで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね。
尾持トモ
こんな考えしてるやつの方が、笑われるだろ。