手伝ってほしいと言いづらい
パパには仕事があるし、帰宅後には子どもの相手をしてくれるなど、育児には協力的だったので、これ以上何かを手伝ってほしいと言うことに罪悪感がありました。
でも、日中子ども2人の世話をしながらの家事は全然はかどりません。また、目が離せないので、できることは限られてきます。つらいと素直に言えないこと、家事がうまくこなせないことにイライラしていました。
察してもらおうとして失敗
はっきり手伝ってほしいと言うことができなかった私は、態度や雰囲気で察してもらおうとパパの前でだるそうにしてみたり、風邪気味を装ったりしてみました。でも、「大丈夫?」と声をかけてくれるものの、パパが家事を手伝ってくれる気配はまったくありません……。
伝わらないことに、さらにイライラしてしまった私は、いろいろな気持ちがぐちゃぐちゃになり、ある日つい泣いてしまいました。
本音を話すことの大切さ
いきなり泣き出した私にパパはビックリしていました。何か言いたいことがあるなら言ってほしいと言われて、私はやっと家事を少しでいいから手伝ってほしいと言うことができました。
このことがあってから、お風呂掃除はパパの担当に。ひとりで考えこまず、具体的に伝えればパパも協力してくれるのだなと思い、同時に独りよがりになっていた自分を反省しました。
私は家事を手伝ってほしいと言うことで、怠けていると思われたり、嫌だと言われたりするのが怖かったのだと思います。出産後は夫婦で過ごす時間や会話も減っていました。ふだんからコミュニケーションをとる大切さを感じた出来事でした。
イラストレータ/ライコミ
▶▶▶ベビーカレンダーアプリに「つぶやき」コーナーができました!
「つぶやき」は毎日、育児や家事に追われて頑張っているママたちへ友人や夫には言えないけど誰かに聞いて欲しい!みんなと共有したい!など「悩み」「愚痴」「日常のあれこれ」を思い切り吐き出せる場です!溜め込まずにここでつぶやいてスッキリしましょう!
著者:あさひののか
一男一女の母。出産を機に販売職を退職。自身の体験をもとに妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆中。