戌の日に安産祈願へ行かれるママもいると思いますが、そのときに悩むのが腹帯のことではないでしょうか。妊婦帯とも言われ、さまざまなタイプがあります。種類が多くて何を選べばいいのか悩んでしまいますよね。今回はタイプ別に腹帯・妊婦帯についてご紹介したいと思います。
「腹帯・妊婦帯」 とは?
腹帯とは大きくなったおなかを支え、保護する目的でおなかに巻くものです。一般的には安定期に入る妊娠5カ月目の戌の日に安産を願って巻く風習があります。
昔はさらしをぐるぐる巻いていたので、帯という言葉が使われています。現在はさらしタイプだけではなく、使いやすいベルトタイプやパンツ・腹巻タイプなどもあり、総称して妊婦帯と呼ばれ、好みに合わせて選ぶことができます。
「腹帯・妊婦帯」の種類は主に5タイプ
①さらしタイプ
長細いさらし布をおなかに巻き付けて使います。戌の日の安産祈願に行くと授与されるものにはさらしタイプが多いようです。おなかを下から持ち上げるように巻きます。巻き付けているので着脱しにくいですが、自分の体調などに合わせて好みの強さに巻いたりとフレキシブルに対応できるのが良いところです。
②腹巻タイプ
おなかが大きくなる前からも使え、おなか部分に腹巻をあてるだけなのでとても簡単に着けられます。基本的には保温・保護が目的なので、大きなおなかを支える効果は弱いですが、その分就寝時やリラックスタイムにも使うことができます。
③パンツタイプ
ショーツと一体化したタイプなので、着けていてもおなかまわりがもたつかずにすっきりします。ファッションにも響きにくいので、外出時にも気兼ねなく使えます。
④サポートベルトタイプ
マジックテープで大きくなったおなかを腰からしっかりと支えてサポートします。おなかが大きく重くなってから使い始めることが一般的で、腰痛対策にもなります。
⑤骨盤ベルトタイプ
骨盤に装着するので、おなかを支えるというよりも骨盤を支えて軸を安定させる目的になります。産後の骨盤矯正ベルトとしても使えるのがうれしいですね。
選び方のポイント
まず一番大切なのは、自分の体に合ったもの、または合わせやすいものを選ぶことが大切です。妊娠中おなかに巻くものなので、サポート力はありつつも圧迫感や締め付け感ないもの、自分の体形に合わせて伸縮したり、調節できたりするものが安心ですね。
そして、ほとんどの腹帯・妊婦帯は直接肌に触れるので、肌にやさしい素材でできたものが良いでしょう。暑い季節に着けるなら、蒸れないように通気性の良い素材、逆に寒い季節なら、保温性の高い素材を選ぶのもおすすめです。
腹帯にはたくさん種類があるので、生活スタイルに合わせて選ぶことも可能です。
例えば、お仕事をしているママならオフィスコーデにも響かないパンツタイプがおすすめ。自宅でゆっくり過ごす日には腹巻タイプ、立っている時間が長い日にはサポートベルトタイプと使い分けるのが良いかもしれません。
また、骨盤ベルトタイプは直接肌に巻くには向かない素材ですが、その分ホールド感の強いしっかりとした素材です。ほかのタイプと併用して使用する方もいるようですよ。
どのようなシーンで使いたいかによって選ぶと、ぴったりのものを見つけやすいですね。
先輩ママに人気の「腹帯・妊婦帯」3選
たくさん種類のある腹帯・妊婦帯。ママがどんなシーンや目的で使うのかをイメージすると選びやすいと思います。戌の日に安産を祈願し、自分に合った腹帯・妊婦帯を選んで安産に向けて快適に過ごせるといいですね。
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