生まれてくる赤ちゃんのために用意する洋服の一つ、ベビーセレモニードレス。肌着や普段着のベビー服と違って、使う場面が限られるアイテムのため、必要性や選び方がわからないママもいるかもしれません。そもそも必要なの? どんなものを用意すれば良いの? というママの疑問にお答えします。
ベビーセレモニードレスとは?
ベビーセレモニードレスとは、新生児から生後1カ月ごろの赤ちゃんに着せる、前開きで丈の長いドレス型のベビー服です。日本では産院からの退院やお宮参りのときに着せることが多いようです。
赤ちゃんの肌着などとは違い、必ずしも用意しなければいけないものではありません。退院時に記念撮影をする病院が多いので、どんな服を着せるか迷ってしまうかと思いますが、パパとママで話し合っておしゃれなロンパースで退院するというご家庭もあります。
また、お宮参りには赤ちゃんに着物を掛けるスタイルが多く、写真撮影する際も掛け着の下はほとんど見えません。気温によって、または夏生まれの赤ちゃんであれば近年は猛暑日が多いので肌着のみで丁度いい場合もあります。
着せる機会が限られている上に、新生児期の赤ちゃんはぐんぐん成長するので、サイズアウトするまでの期間もあっという間。用意するかどうかはご家庭の事情で判断すると良いでしょう。
かわいくて種類も豊富なセレモニードレス
必ずしも必要なものではないとは言え、赤ちゃんのセレモニードレスは種類豊富でかわいいデザインばかり。眺めているうちに欲しくなってしまう……と言うママもいるでしょう。目移りするほどのセレモニードレスのなかにも、それぞれ個性や特長があるので、ベビーセレモニードレスの種類についてご説明します。
デザインは、基本的に男女兼用で無地にレースをあしらったワンピースのような形が多くなりますが、それぞれの性別用に作られたドレスもあります。男の子用にはタキシード風や王子様風など、より男児向けのデザインで作られたドレスが多いようです。
男の子には男児用ドレスしか着せてはいけないの? と思う疑問に思うママもいるかも知れませんが、男の子にワンピースタイプを着せても特に問題ありません。赤ちゃんの性別がわかる前に親族の方が用意する場合も少なくないので、どんな赤ちゃんが着ても良いように作られているドレスが多いです。
基本的に色は白ですが、なかには淡いピンクやブルーもあります。サイズは新生児用の50が中心ですが、生後3カ月ごろまで着られるように50-70と幅を持たせたサイズで作られているものもあります。100日祝いなどでも着せることができますね。
かわいさと赤ちゃんの快適さで選ぼう
ベビーセレモニードレスは、基本的にはママがかわいい、赤ちゃんに着せたい! と思うものを選べば良いでしょう。
フリフリで裾の長い真っ白なドレスを着せて写真に収めることができるのは、期間限定の楽しみです。好みのデザインや似合いそうと思ったものを選べばOK。デザイン以外には、素材や赤ちゃんが着たときの着心地がチェックポイントです。
夏生まれの赤ちゃんには天竺素材や綿素材でサラッとした着心地、冬生まれの赤ちゃんはスムース素材など暖かくふんわりした素材を選ぶと快適に着せられます。
また、肌に当たる部分がチクチクしないか、静電気が発生しないか、着せやすさなどを確認できるとより安心ですね。
人気のベビーセレモニードレス3選
ベビーセレモニードレスは必ずしも用意しなければいけないものではありませんが、種類豊富で選ぶのが楽しいアイテムです。購入を決めたママは赤ちゃんの快適さと好みのデザインをポイントに、すてきな1着を見つけてくださいね。
※本記事の内容は公開時に確認した情報のため、商品によっては変更となっている場合があります。