「手抜きしてるんじゃない？」妻は仕事を辞めたのに家事もしていない。怠惰を指摘したら #僕と帰ってこない妻 33

まあ、人間ては抜くよ。
妊娠中だもん。ちょっとでも辛いってなれば、サボるよ。

でも、旦那も気にするレベルの話ではないね。
掃除も料理も出来ない女性なんてザラにいるし。
妊娠中の奥さんにイチイチ指摘するだけ無駄よ。
ゴミ捨てしてなくてもお互い死にはしないし。
気にしなければ良い話

つわりってどういうものかまずネットでいいから自分で調べたことあんのかな。
妊娠中の経過って同一の人が3回妊娠して、毎回違うって普通だよ。1人目はつわりなかったのにその後はつわり酷いとかさ。
仕事だって力量とか容量、得意不得意があるように体質とかあるのに何で想像できないんだろう。

そもそもつわりが無かった人とあった人じゃ、体質とかが全く違うんだ、この人と妻じゃ比較できないなって思わない事に驚愕。
っていうかつわりなんて体質かどうかも不明なんだけどさ。同じ母親でも子供によってあったりなかったり違うパターンのつわりだったりするし。
つわり終わったらバリバリ動ける人もいれば、だるくて疲れやすくて気力の湧かない人もいる。
仕事が好きな妻みたいな人もいれば、クソ旦那みたいに仕事嫌いで舐めてる奴もいる。
十人十色って言葉をノートに10万回くらい書かせたいわ。

「健診について言って先生から「安静」とかお薬の副作用についての説明を聞きなさい」と言いたい。
嫁さんは安静で仕事をやめたんだから家事できるわけないでしょう。
今だってキッチンに立っているだけで、赤ちゃんが早産になって、NICUに入る、障害が残るか死ぬことになるかもしれないのに、嫁さんと赤ちゃんの命をなんとも思わないわけ？
こんなのが父親なんて赤ちゃんが可哀相過ぎる。
一家を養えない上に家族の世話もまともにできないなんてあるえない。

お互いに自分の負の気持ちを話すのが苦手な夫婦なんだなあ。
それとも、自分の気持ちに鈍感で自分自身がかなり切羽詰まってることに気がついてないのか。

妊娠出産は人それぞれ違うし、一人で家計を背負うことに対するプレッシャーも違う。

妊娠中はお腹が張ったらとりあえず横になって休むのが基本だし、切迫流産で怖い思いをしたなら自分の体調の変化に敏感になる気持ちも分かる。まして責任持ってやってた仕事を不本意な形で辞めざるを得なかった訳だし、精神状態も万全じゃない。

夫は夫で、元から一人で家計を背負うのは重荷だったんだろう。自分のことでいっぱいいっぱいで、奥さんが動けない理由とか精神状態がどうかってことを全く想像出来てない。

とりあえず、妊娠の経過に伴う体調や精神状態の変化を他の人と比べてどうこうっていうのはお門違いであることに気付こう。男性だから妊娠は出来ないにしても、自分だって他所の人と役職や年収を比べられて「なんでもっと出来ないんだ」って責められたら嫌でしょうよ。人間が違うんだから、比べることに何の意味も意義もない。比べてどうしたい。とっかかりが妻に出ていかれた話だけど、それこそ離婚するしか解決策はないよ。

うちもそうだけど、お互いにいっぱいいっぱいのときって気持ちがすれ違いがち。

とりあえず、夫は妻を責める前に自分がいっぱいいっぱいなことを妻に告白したほうがいいよ。イライラするのは妻のせいじゃなくて、自分の心持ちのせいだと気付かないと。

私もつわりが重くて本当に苦しい妊娠生活だった。後から｢え、マタニティライフってキラキラしてて希望に満ち溢れた、あたたかくて穏やかなものじゃないの？！｣って思ったけど、つわりで苦しんでたときはそんなこと思う余裕すらなかった。毎日ロクに飲み食いできず胃液まで吐き続けて、ある朝目が覚めたら指から抜けた結婚指輪が布団の中に転がってた。トイレにいく数メートルで目眩を起こして何回も部屋の中で倒れた。脱水になりかけて血圧も下がって産婦人科に毎週点滴に通った。妊婦検診が終わると疲れて倒れるように布団に入って起きれなくなった。家に1人でいる時間が途方もなく長く感じて、旦那が仕事から帰ってくるのをひたすら布団の中で待ち続けた。当然家事なんて何もできなくて、家の中は汚れるし、旦那が疲れて帰ってきても料理もできず、お風呂も疲れ過ぎるのとシャンプーのニオイがダメになって数日に一度、洗濯洗剤や柔軟剤のニオイもダメになって無香料のものに変えた。妊娠するまで当たり前にできていたことが何もできなくなって、本当に自分が無能になってしまった感じがして何度も泣いた。妊娠して急にこんな風に変わってしまった私に、(タイミング悪く仕事が一気に多忙になった)旦那はたった一度も、一言も文句を言うことなく家事を代わってあたたかい声を掛けてくれて、出産まで支え続けてくれた。｢家事は代わりにできる人がやればいい。部屋が汚れても食べ物が不味くても（笑）洗濯物からいいニオイがしなくても死にはしない。でもお腹で子どもを育てるのはママしかいないから。｣って。
自慢したくて書いたワケではないんだけど、この漫画を読んで、いかに自分が恵まれたマタニティライフを送っていたか改めて気付かされた。体調不良の期間が長かったから、いろいろやりたいことはできなかったけど、今思えば素敵なマタニティライフだった。