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お義兄さんが断りなくお子さんにイクラを食べさせるのはよくありませんね。 しかし、食物アレルギーに関して誤解があるようです。 免疫寛容をご存知でしょうか。口から体内に入れたものは、食物と認識してアレルギ… もっと見るお義兄さんが断りなくお子さんにイクラを食べさせるのはよくありませんね。 しかし、食物アレルギーに関して誤解があるようです。 免疫寛容をご存知でしょうか。口から体内に入れたものは、食物と認識してアレルギーを起こさないとういう意味です。 食物アレルギーは、原因物質が口から入る前に体内に入ることで起こります。口以外から入ったものは異物とみなしアレルゲンとなります。これを感作といいます。離乳食開始前のお子さんが既に感作されているという報告があります。 口以外のルートとして、アトピー性皮膚炎のお子さんの皮膚からと考えられています。炎症部分のバリアー機能が弱いため、例えば、ナッツを触った手でお子さんを触ると感作します。ナッツを触ると4時間は手についているそうです。 皮膚から侵入する前に口から摂取せよというのが現在の食物アレルギーの予防方法です。離乳食は量と調理法が適切でしたら早めでも構いません。むしろ遅い方が良くないです。 食物アレルギーの治療も口から摂取することで行います。医師の監視下で少量ずつ摂取していってゆっくりと進めます。 アトピー性皮膚炎→食物アレルギー→花粉症→喘息とつながるアレルギーマーチがあります。 アトピー性皮膚炎で止めるのが最良です。+1 -1
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