男性が降りてきて窓ごしに大激怒!
これは、5歳の娘を幼稚園に車で送り届ける際に起きた出来事です。私はその日もいつものように、娘を幼稚園に連れて行くために車を運転。普段はできるだけ空いている時間に幼稚園の駐車場に着くよう心掛けてはいますが、その日は朝の準備に手間取り、通勤ラッシュのタイミングと重なってしまいました。幼稚園に着くと、案の定混みあっており、園の先生方が交通整理をしているものの、通勤ラッシュということもあり、園に入る車以外もたくさん。駐車場に入ろうとするも、対向車が詰まっており入口が塞がれてしまっています。
すると後ろからクラクションを鳴らす車が。私は「早く進みたい方がいるのだろう。申し訳ないな……」と思っていました。とはいえ、待つほかありません。そのとき、「バタン!」と車のドアが閉まる音が。なんと、後ろに並んでいた中年の男性が文句を言いに、鬼の形相で私の運転する車の横まで出てきたのです。
「邪魔だ! 無理やりでも入れよ!」と怒鳴り散らす男性。あまりの恐ろしさに、私は窓を閉めたまま「すみません!」とジェスチャーしながら平謝りするしかありませんでした。
しびれを切らした男性は、車に戻り、猛スピードで私の車を追い越していきました。内心ドキドキでしたが、心配をかけないよう平常心を装いながら「ごめんね、怖かったよね。大丈夫?」と娘に声をかける私。すると後部座席に座る娘が「お母さん、あれ!」と声をあげました。
見ると、パトカーがサイレンを鳴らし、先程の男性の車を呼び止めています。なんと、私を追い越した先で、男性が一時停止を怠ったらしく、パトロール中の警察官に切符を切られたようです。「こんなことあるんだ!」と驚いていると、娘が「急いでいても、怖い運転したら危ないからダメだよね」とひと言。娘の言葉に「たしかに」とうなづいた私でした。
娘の言うとおり、どんなに急いでいてもルールやマナーを守ることは大切だと思います。感情的にならず、余裕をもって行動することが、結果的に自分や子どもを守ることに繋がるということを忘れず、今後は時間に余裕をもって行動しようと改めて誓った出来事でした。
著者:伊東 杏/30代・ライター。わが道を行く7歳の息子と、ひょうきんな5歳の娘を育てる母。夫は理屈屋。「ていねいな暮らし」に憧れ、いつか自分も……と夢見ている。
作画:Pappayappa
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年9月)
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