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奇声が響き渡る「道路族」に耐えられず…警察を呼んでも解決せず、限界を感じた結果【対人トラブル】

幽霊よりも生きている人間のほうが怖いと言いますが、まさしく赤の他人から理不尽に追い詰められてしまった3つの「人間関係トラブル」を紹介します。モンスター隣人にSNSトラブル……どうするのが正解だったと思いますか。

 

大迷惑な道路族!警察に通報も意味なし

人間関係トラブル イメージイラスト

 

道や私道において、大騒ぎする子どもやその親たちを指す「道路族」に悩まされた体験談です。

 

当初はあまり気にしていなかったのですが、日がたつにつれ道路族の人数が増えていき、数家族で遊んで騒ぐようになりました。毎日朝10時ころから夕方まで、奇声や叫び声、泣き声、はしゃぎ回る声が響くような状態です。

 

仕事に集中できないだけでなく、オンラインミーティングが奇声に遮られることも続き、イライラが募っていました。

 

そんな状況が1カ月以上続き、ある日限界を迎えて自宅の雨戸を閉めたところ、道路族の母親たちの反感を買ったようで、毎日嫌がらせめいた会話をされるように。

 

洗濯物を干していれば「今日いるねー」「どっか行けばいいのに」。騒ぎに耐えられず雨戸を閉めると、「すっごい嫌みなんだけど!」「子どもがいない人って理解がないよねー」など、挑発としか思えない言葉ばかりでした。

 

特に奇声がひどいときは警察を呼んでいたものの、静かになるのは一瞬だけ。警察が帰るとすぐにまた遊びを再開して大騒ぎ。母親たちは「絶対あの家のやつが警察を呼んだんだよ!」と逆恨みのようなトークが止まりません。

 

私は、「この人たちとはわかり合えないな……」と諦め、すぐに転居しました。近隣住人のモラルが原因なのに、身銭を切って引っ越すことに不満やモヤモヤを抱えていましたが、静かな新居ではそんな気分が吹き飛びました。

 

後日、道路族にまつわるアプリをチェックしたところ、以前の住まい周辺が報告されていました。現在の状況はわかりませんが、道路族がいなくなっていることを願うばかりです。

 

◇◇◇◇◇

 

当たり前ですが、「子どものすることだから」ではなく、親がきちんと手本を見せないといけないと思います。道路族問題は以前から提起されているもののささいなトラブルとして扱われたり、被害者の心が狭いと言われたりすることも。実情や道路族に苦しめられている人の声をもっと多くの人に知ってほしいです。

 

著者:川島あゆみ/30代女性・会社員

イラスト/マキノ

 

ネットにプライベート情報をさらされて

人間関係トラブル イメージイラスト

 

某サイトで趣味を通じて出会った友だちがたくさんできた私。ですが、一部の心ない人たちから個人情報などをさらされてしまいました。そんな私のSNSトラブル体験談です。

 

自分の趣味を通じて出会った大半は、男性が中心。そのためか、「男好き」「男性にチヤホヤされるため」「彼氏やセフレを作るため」など、一部の人たちから心ないことばかり言われてしまいました。

 

しまいには、一部のアンチに私の中傷サイトのようなものを勝手に作られて、私の隠し撮りやプライベートもさらされてしまったのです。その裏サイトはパスワード制・承認制のため私は見られず、近しい人からその事実を聞いてショックを受けました。

 

主犯者は私に対してなぜそういうことをしたのかわからないし、私自身も心当たりがないので、いまだに受け入れられません。何より、友だちがそのサイトの情報を信じていたことにもショックでした。

 

◇◇◇◇◇

 

見知らぬ人から個人情報などを中傷サイトで拡散されて、正直腹が立ちます。「所詮はSNS」と割り切ることも大事かもしれませんが、そのときは本当に地獄でした。

 

著者:加山きよみ/30代女性・主婦

イラスト/きょこ

 

 

ルールを守らない隣人に悪口を広められて

人間関係トラブル イメージイラスト

 

分譲マンションに入居していたときの話です。私が住んでいたマンションでは、利用規約の中に「共用廊下に物を置かない」とあったのですが、私の家の隣の住人は、自転車とベビーカーを常に廊下に置いていました。

 

「ルール違反をするような人とはあまり関わりたくない」と思っていたある日、隣人が「自転車が倒されて部品が割れてしまった。何か知らないですか?」と尋ねてきました。

 

よくよく話を聞くと、私の小学生の息子が自転車を倒して壊したのではないか、と疑っているようでした。私は、「息子は習い事からまだ帰ってきていないので、違うと思います」と伝え、帰ってもらいました。

 

ところが、その隣人はそれからマンションの住民たちに「あの家の息子に自転車を壊されたのに、謝罪もない」と言いふらしていたのです。

 

もちろん私の息子は心当たりはないと言っているし、何の証拠もないはずなのに……。モヤモヤするけれど、ただの被害妄想だと思って放っておくことにしました。その後、周りの住人も、「何の根拠もないのに疑うなんておかしい」と、隣人の言動に違和感を抱き始めたようでした。

 

そもそも、隣人がルールを守らず廊下に私物を置いている時点で、皆が迷惑していることに気付いてほしいものです。

 

◇◇◇◇◇

 

それからは、隣人とは必要最低限しか関わらないようにしました。隣人はその後、自分はルールを守らないのに、何かにつけてマンションの管理組合に文句を言う「迷惑住人」のレッテルが貼られるように。苦手意識のある隣人に当たってしまった場合は、相手をせずに受け流すことも大事だと思いました。

 

著者:花房よしき/30代男性・会社員

イラスト/きりぷち

 

まとめ

身に覚えのないことで嫌がらせ行為を受けたり、悪口を言いふらされたり。紹介した体験談では、他人からの攻撃に対して身を守ることが精一杯の様子でした。人間関係トラブルを解決することの難しさを痛感させられます。

 

 

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

 

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