義実家中から漂う強烈な異臭
義実家に到着し、玄関に入ってすぐ、家の中から漂ってきた独特なにおいに違和感を覚えました。古い畳と湿った押し入れのようなにおい。嫌なにおいが鼻をつきました。そのにおいは、特に寝室に入った瞬間、強烈に漂ってきて、思わず息子が「くさ…」とつぶやいたほど。
夜、夫は義父と深酒してそのままソファで寝てしまったので、私と息子だけが義母が敷いてくれた布団で寝たのですが、異臭は布団に入るとさらに強烈で……。息子は遊び疲れたのかすぐに眠れていましたが、私はツンとしたにおいが気になって眠れませんでした。翌朝、押し入れを見せてもらうと、開けた瞬間もわっと異臭が……。
そこには何十年も使われていない布団がぎっしり詰め込まれていました。
私たちが寝た布団は、日中に天日干ししてくれたそうでしたが、きっとにおいがしみついていたのだと思います。義母は「昔ながらの布団が一番よ!」と笑っていましたが、私たちには少し厳しい環境でした。
義父母に悪気はなく、ただ昔からのものを大事に使っているだけのこと。翌日、義母には「お布団ありがとうごさいました。ほかのお布団も一緒に干しておきますね」と言って、自然な流れで声をかけ、ついでに押し入れに詰め込まれた布団も一斉に天日干しして、消臭スプレーをしました。
行きすぎた行動だったかなとも思いましたが、義母も喜んでくれたのでよかったです。この一件以降、義実家に行くと私は、布団に限らず、押し入れを整理したり、掃除をしたり、「お世話になるお礼」と言って、手入れされていない場所や物の、お手入れをするようになりました。毎回、義母も「助かるわ」と喜んでくれるので、お互いが嫌な思いをせず、うまくお付き合いしています。
著者:佐藤真理/40代・女性・パート勤務。ひとり息子を育てる母。週3でパート勤務。
イラスト:きょこ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年11月)
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