香さんに離婚届を差し出された瞬間、逆上して暴食を振るった悠馬さん。悠馬さんの一連の行動を知った両親は、香さんに謝罪をしました。その後、悠馬さんは母からのメールで両親が香さんに謝ったことを知り、電話をかけますが埒が明かないと実家へ向かいました。
悠馬さんは、香さんに勝手に謝るなんてひどいと母に怒ります。悠馬さんの態度を見た父は叱りますが、俺は悪くないと一点張り。呆れた父に自分の責任を果たせ、それまで息子とも思わないと言われた悠馬さんは実家を後にするのでした。
DV不倫夫との離婚調停を進めたいけど…












未だに離婚届は提出されておらず、協議離婚の申し入れも無視される香さん。不安になりますが、家庭裁判所に離婚調停を申し立てれば、次のステップに進めることを知りました。弁護士に離婚調停の申し立てをお願いし、調停へと踏み切りました。
調停1回目。香さんは調停の場に現れますが、悠馬さんは当事者の俺が行かなきゃ進められないだろうと欠席しました。調停2回目も悠馬さんは現れず、弁護士は調停の意味がないかと思われるので不成立でお願いしますと調停委員に話をしました。調停は不成立となり、離婚訴訟へと発展していきます。
口頭弁論の場にも悠馬さんは現れませんでした。主張や証拠は期日前に全て提出しているという香さんの弁護士の言葉で、審理が進んでいきます。結局、一度も姿を見せなかった悠馬さん。裁判官は離婚の判決を言い渡し、悠馬さんへ慰謝料300万円の支払いを命じました。
弁護士から判決謄本を受け取った香さんは、役所に提出。無事に受理され、ホッとするのでした。
離婚の話し合いが進まない場合、法的には次の手段を検討する必要が出てきます。家庭裁判所での調停が不成立となれば裁判……と話し合いの場が段階的に変わっていきます。
悠馬さんのように欠席が続くと、調停が不成立で終了することも。そうなると裁判となり、離婚の争いが長期化するように……。裁判は調停と違い、夫婦の合意が必要なく、条件や判決は裁判所に委ねられます。裁判も欠席すると、裁判所は欠席した側の意見を聞くことができないため、出席した側の主張に沿って裁判が進むように。
裁判所からの通知を無視していても、どうにもならないもの。必要に応じて専門家に相談して、一緒に準備を進めていくことで建設的な話ができるようになります。感情だけで判断して動くのではなく、制度を理解して適切な行動をしていきたいですね。
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はたけ