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この日のために猛特訓してきたのに…「よりによって、どうして」大事なマラソン大会当日に生理が

私が学生時代のことです。私が入学した中学は年に1回マラソン大会がありました。個々の成績だけでなく、それぞれの着順の総合で、クラスの成績も出るものでした。そのためかみんな頑張っていたのですが、私はマラソンが大嫌い。ただ、中学1年生のときのマラソン大会で、私があとひとつ順位をあげればクラス優勝、という状況で……。

大嫌いなマラソン

私はマラソンが大嫌いでした。ただ、中学1年生のときのマラソン大会では、もちろんうしろから数えたほうが早い順位ではあったものの、私があとひとつ順位を上げられていればクラス優勝ができたという状況。私はとても責任を感じてしまいました。

 

母と猛特訓

そのため、私は母や友人たちと次の年のマラソン大会に向けて特訓を開始。

 

まずは1時間くらいのウォーキングからスタート。慣れてきたら少し走って少し歩く、を繰り返し、最終的にはコースを走り、タイムを計測するまでにマラソンに慣れることができました。これを1年続け、いよいよマラソン大会が近づいてきました。

 

去年よりもいい順位を目指せるはずという自信がありました。前日は、ゆっくりお風呂に入り、しっかり睡眠をとり、準備万全!……と思っていたら、マラソン大会当日の朝、なんと生理が始まってしまったのです。

 

私は生理1日目に生理痛がひどいタイプ。案の定、走っている最中は生理痛がつらく、練習してきたように走ることができませんでした。

 

生理痛がつらかったことに加え、せっかくこのために頑張ってきたのにという悲しい気持ちにもなり、途中棄権も考えましたが、クラスのみんなや先生が寄り添ってくれ、なんとか最後まで走り切りました。万全の状態ではなかったものの、1年前より順位を伸ばすことができ、結果的にクラス優勝することができました! 棄権していれば優勝はなかったと思います。

 

先生は「つらかったら、やめてもいいよ」と声をかけてくれるなど、私のことを気にかけながら、私と一緒に最後まで走ってくれました。大人になった今も、このときのことは忘れられません。

 

マラソン大会のために1年頑張って特訓してきたものの、まさか当日に生理がきてしまうなんて。ただ、万全の状態ではありませんでしたが、結果的に最後まで頑張れてよかったです。

 

著者:あられ/40代女性・主婦。子どもはいません。パート勤務でダブルワークをしています。
イラスト:ほや助

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年10月)

 

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