今回は、2025年10月に生まれた男の子の名前から、よみに「あき」を含む人気の「あきネーム」をランキングで紹介します。
1位 あきと
10月に最も多く見られた「あきネーム」1位は「あきと」。力強さと清々しい印象を併せ持っています。実際の名付けでは「煌翔」「暁翔」「暁登」「暁斗」など、多彩な漢字が使われていました。
「暁」は夜明けを意味し、新しい始まりや光が差す瞬間を象徴する漢字です。秋の朝の澄んだ空気に似合う清らかさがあり、未来への明るい願いを込めて選ばれているようです。「煌」や「翔」「斗」との組み合わせにより、輝きや躍動感といった前向きな印象が加わります。
2位 あき
2位は「あき」。シンプルで洗練された響きが魅力です。名付けでは「暁」が用いられていました。「暁」は“暗闇から光へ移り変わる”という希望や転機の象徴として使われてきたことから「どんな困難や闇も乗り越え、やがて必ず希望の光が差すことを信じて生きてほしい」という親御さんの思いを感じます。
3位 ちあき
3位の「ちあき」は、古くから愛されている美しい響きの名前です。名付け例には「千晃」や「千暁」など、「千」で豊かさや広がりを表す漢字が使われていました。
多さや豊かさを象徴する「千」に、「晃」や「暁」を組み合わせることで、「明るい未来が広がっていく」というイメージが生まれます。季節感にも合ったあたたかみのある名前です。
4位 あきひろ
4位の「あきひろ」は、落ち着きと知性を感じさせる響きです。名付け例には「秋裕」や「暁大」がありました。
季節をダイレクトに表す「秋」を名前に用いることで、実りや成熟、穏やかさといったイメージを名前に込められます。また、「裕」は豊かさやゆとりを、「大」は力強さや大きな器を思わせます。静かな秋の空気と調和するような、落ち着いた印象が特徴の名前です。
5位 あきら
5位にランクインしたのは「あきら」。名付け例には「玲」「慧」などが見られました。「玲」は澄んだ鈴の音のような美しさ、「慧」は知恵や聡明さを意味します。どれも穏やかで品のある印象を持ち、秋の落ち着いた景色によく似合う名前です。
▼2025年10月の「あきネーム」は、「暁」・「秋」など、光や季節、実りを連想させる漢字が多く使われていました。「あき」という響きは、そのやわらかさの中に芯の強さも感じられ、今の名付けトレンドにもぴったりのよみといえるでしょう。
photo:@wingru_1226さん(べビカレメイト)
<調査概要>
調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方
調査期間:2025年10月1日(水)〜2025年10月25日(金)
回答件数:男の子:3,722件